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新三河物語〔上〕

宮城谷昌光/著

781円(税込)

発売日:2011/03/29

  • 文庫
  • 電子書籍あり

今川義元、桶狭間に堕つ。松平元康、岡崎に立つ。家康最初の苦難、三河一向一揆と大久保一族を描く歴史巨編。

永禄3年(1560年)、織田信長の急襲に遭って、今川義元は桶狭間に斃れた。義元に頤使されていた松平元康(家康)は父祖の地、西三河は岡崎城に戻り、悲願の独立を果たす。だが息継ぐ間もなく、一向一揆が勃発。血縁者が敵味方に分かれ、相争う国力消耗の未曾有の事態から家康を救ったのは大久保忠俊(常源)だった。忠俊率いる大久保一党の決死の進退が深く胸を打つ戦国歴史小説の巨編。

目次
三河の晨風
上和田砦
一向一揆
浄珠院
忠世と正信
川辺の風
東方の敵

書誌情報

読み仮名 シンミカワモノガタリ1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-144457-4
C-CODE 0193
整理番号 み-25-37
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 781円
電子書籍 価格 770円
電子書籍 配信開始日 2015/02/06

著者プロフィール

宮城谷昌光

ミヤギタニ・マサミツ

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、2001年、『子産』で吉川英治文学賞を、2004年、菊池寛賞を、2016年、『劉邦』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、2006年に紫綬褒章、2016年には旭日小綬章を受章。『晏子』『楽毅』『管仲』『香乱記』『青雲はるかに』『新三河物語』『三国志』『草原の風』『呉漢』『孔丘』『公孫龍』『諸葛亮』等著書多数。

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