まえがき ドストエフスキーの人間力――過剰のすすめ
『罪と罰』
(1)過剰に「卑屈」なマルメラードフ
(2)過剰に「不意」なラスコーリニコフ
(3)過剰に「同情的」なソーニャ
(4)過剰に存在感をまきちらす端役たち
『白痴』
(5)過剰に「男を揺さぶる女」ナスターシャ
(6)過剰に「素朴なモテ男」ムイシュキン公爵
『地下室の手記』
(7)過剰に「自意識肥大なひきこもり」地下室の住人
『死の家の記録』
(8)過剰に「凶暴」な監獄の囚人たち
『賭博者』
(9)過剰に「人生を賭けている」賭博者たち
『悪霊』
(10)過剰に「期待させる男」スタヴローギン
『カラマーゾフの兄弟』
(11)過剰に「好色」なフョードル
(12)過剰に「祝祭的な空間を作り出す」脇役たち
フョードル・ドストエフスキー
(13)過剰に「情熱の燃え上がるごった煮男」ドストエフスキー
あとがき
文庫版あとがき
解説 同期、アイロニー、箴言(アフォリズム)――齋藤孝『ドストエフスキーの人間力』の魅力 亀山郁夫