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いなくなれ、群青

河野裕/著

693円(税込)

発売日:2014/08/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

失くしたものは、何か。心を穿つ青春ミステリ。

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

  • 映画化
    いなくなれ、群青(2019年9月公開)
  • 舞台化
    劇団た組。第9回目公演『いなくなれ、群青』(2016年6月公演)
目次
プロローグ
一話、ひとつだけ許せないこと
二話、ピストル星
三話、手を振る姿はみられたくない
エピローグ

書誌情報

読み仮名 イナクナレグンジョウ
シリーズ名 新潮文庫nex
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 320ページ
ISBN 978-4-10-180004-2
C-CODE 0193
整理番号 こ-60-1
ジャンル キャラクター文芸
定価 693円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2015/02/27

[新潮文庫nex]オーディオブック 河野裕『いなくなれ、群青』試し聴き(朗読:井上麻里奈)

どういう本?

一行に出会う

この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。(本書16ぺージ)

著者プロフィール

河野裕

コウノ・ユタカ

1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。

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