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黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

エドガー・アラン・ポー/著 、巽孝之/訳

539円(税込)

発売日:2009/03/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

海外名作新訳コレクション。生誕200年! ミステリの祖、ゴシックの原点。天才作家の絢爛たる才能がここに。珠玉の名編を清新な新訳で。

詩人であり、批評家であり、推理小説の祖であり、SF、ホラー、ゴシック等々と広いジャンルに不滅の作品の数々を残したポー。だがその人生といえば、愛妻を病で失い、酒と麻薬に浸り、文学的評価も受けられず、極貧のまま、40歳で路上で生を終えた――。孤高の作家の昏い魂を写したかのようなゴシック色の強い作品を中心に、代表作中の代表作6編を新訳で収録。生誕200年記念。

目次
黒猫
赤き死の仮面
ライジーア
落とし穴と振り子
ウィリアム・ウィルソン
アッシャー家の崩壊
解説
年譜

書誌情報

読み仮名 クロネコアッシャーケノホウカイポータンペンシュウ01ゴシックヘン
シリーズ名 Star Classics 名作新訳コレクション
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-202804-9
C-CODE 0197
整理番号 ホ-1-4
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 539円
電子書籍 価格 484円
電子書籍 配信開始日 2015/08/28

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著者プロフィール

(1809-1849)米ボストンに生れ、旅役者の両親と幼くして死別、アラン家で養育される。ヴァージニア大学を中退。貧窮のなか雑誌編集の仕事などを転々としながら詩・短編小説を執筆するが、母国よりもフランスで高く評価された。酒と麻薬の乱れた生活を送り、奇矯な振る舞いで悪名が喧伝される。詩や小説の計算された美的効果を主張し、フランス象徴派をはじめ推理小説にいたるまで後代に大きな影響を与えた。

巽孝之

タツミ・タカユキ

1955年東京生れ。慶應義塾大学文学部教授。アメリカ文学専攻。主著に『ニュー・アメリカニズム』『E・A・ポウを読む』『メタファーはなぜ殺される――現在批評講義』『アメリカ文学史――駆動する物語の時空間』Full Metal Apache、編著に『反知性の帝国』、編訳書にラリイ・マキャフリイ『アヴァン・ポップ』、訳書にポー『黒猫・アッシャー家の崩壊─ポー短編集I ゴシック編─』『モルグ街の殺人・黄金虫─ポー短編集II ミステリ編─』など。

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