ナツノヤミジキヒツゲンコウシュクサツバン
夏の闇 直筆原稿縮刷版


開高健

いま生まれたばかりの小説の息づかいが聞こえる……。

発表以来、世代を越えて読み継がれてきた名篇の肉筆原稿408枚を完全収載。人なつこさと繊細さを兼ね備えた書字の列なりから、作者自ら“第二の処女作”と呼んだ作品に掛ける意志と情熱が、男と女の間に潜む闇を描く文体のリズムとなって浮かびあがる。創作の現場に立ち会うのにも似た、かつてない読書体験の喜びに満ちた408頁。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 416ページ
ISBN : 978-4-10-304909-8
C-CODE : 0093
ジャンル : 文学
エッセイ
発売日 : 2010/05/31

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開高健
カイコウ・タケシ

(1930-1989)大阪市生れ。大阪市立大卒。1958(昭和33)年、「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、「日本三文オペラ」「流亡記」など、次々に話題作を発表。1960年代になってからは、しばしばヴェトナムの戦場に赴く。その経験は「輝ける闇」「夏の闇」などに色濃く影を落としている。1978年、「玉、砕ける」で川端康成賞、1981年、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、1986年、自伝的長編「耳の物語」で日本文学大賞を受けるなど、受賞多数。『開高健全集』全22巻(新潮社刊)。


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