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古典の細道

白洲正子/著

2,420円(税込)

発売日:2008/08/25

  • 書籍

小野小町の夢を思い、世阿弥の花に誘われて……。

かつて日本人はどんな思いを抱いて生きていたのだろう。倭建命の孤独、小野小町の夢、平維盛の入水、そして世阿弥の花とは何だったのか? 白洲正子は四十年ほど前に、歴史の谷間に語り継がれた数々の伝承を追いながら、古人の辿った道をゆっくりと歩き続けた。文芸紀行の名作が、豊富な図版とともにあざやかに甦る。

目次
白鳥の歌――倭建命
昔男ありけり――在原業平
夢に生きる女――小野小町
大原御幸――建礼門院
補陀落渡海――平維盛
西国巡礼の祖――花山院
旅の芸術家――世阿弥
琵琶の名手――蝉丸
花がたみ――継体天皇
うわなりうち――磐之媛皇后
木地屋の祖神――惟喬親王
――東福門院

あとがき

書誌情報

読み仮名 コテンノホソミチ
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 212ページ
ISBN 978-4-10-310718-7
C-CODE 0095
ジャンル 古典
定価 2,420円

著者プロフィール

白洲正子

シラス・マサコ

(1910-1998)1910年東京生まれ。幼い頃より能を学び、14歳で女性として初めて能舞台に立ち、米国留学へ。1928年帰国、翌年白洲次郎(1902〜1985)と結婚。古典文学、工芸、骨董、自然などについて随筆を執筆。『能面』『かくれ里』『日本のたくみ』『西行』など著書多数。1998年没。

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