ドウセアチラヘハテブラデイクソウカモウキミハイナイノカニチロク
どうせ、あちらへは手ぶらで行く―「そうか、もう君はいないのか」日録―


城山三郎

今日のために、今日がある――。晩年を迎えるすべての読者に勇気を与える一冊。

今まであれこれ苦労し、やってきた。もうこれからは、鈍々楽で生きよう……。亡き妻を回想する「そうか、もう君はいないのか」を執筆しつつ、著者は孤愁の日々を手帳に記した。老いを見つめる眼、限られた命の自覚、やわらかな軽みの境地。最愛の妻が倒れる前年から、自身が世を去る三ヶ月前まで、九年間に綴られた感動の記録。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 174ページ
ISBN : 978-4-10-310818-4
C-CODE : 0095
ジャンル : 文学
エッセイ
発売日 : 2009/01/23

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城山三郎
シロヤマ・サブロウ

(1927-2007)名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、1959年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『黄金の日日』『役員室午後三時』『毎日が日曜日』『官僚たちの夏』『もう、きみには頼まない』『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。1996(平成8)年、菊池寛賞を、2002(平成14)年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79。没後発見された愛妻への遺稿『そうか、もう君はいないのか』と、愛妻が倒れる前年から最晩年まで自らを励ますかのように綴られた手帳の記述をまとめた『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』は世代を超えたベストセラーとなった。

日録
 一九九八年(平成十年 七十一歳)~二〇〇六年(平成十八年 七十九歳)
鈍々楽 どん・どん・らく 井上紀子(次女)
巻末付録 勲章について




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