ヒンコンノヘキチ
貧困の僻地


曽野綾子

これが海外の「貧困」の現実だ。日本に「格差」などあるといえるのか。

アフリカのある地域では、雨期になると道が消える。しかも病院まで二百キロある。だから金がない者は死ぬ。最大の夢は「満腹になること」。アジアのある村では「地雷除去」が最大の産業――これが「貧困」であり「僻地」である。作家の冷静な視線が日本の「格差社会」を嗤い飛ばす、衝撃のレポート・エッセイ。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 215ページ
ISBN : 978-4-10-311419-2
C-CODE : 0095
ジャンル : 文学
エッセイ
発売日 : 2009/05/18

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曽野綾子
ソノ・アヤコ

東京生れ。1954(昭和29)年聖心女子大学英文科卒業。同年発表の「遠来の客たち」が芥川賞候補となる。『太郎物語』『木枯しの庭』『天上の青』『アバノの再会』『二月三十日』などの小説の他、シリーズ「夜明けの新聞の匂い」などのエッセイも好評を博す。他に『アラブの格言』『貧困の僻地』『老いの才覚』など著書多数。1979年ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章を受ける。1993(平成5)年日本藝術院賞・恩賜賞受賞。2003年に文化功労者。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長。

指さす少年
復讐代理人
或る修道女の帰天
或る変容
一番怖い批評家たち
愚かな旅支度
定年以後
李登輝氏の靖国参拝
僻地とはいかなる場所か(1)
開校式の日 僻地とはいかなる場所か(2)
金がなければ死ぬ 僻地とはいかなる場所か(3)
呪術師のお友だち
複眼的視野
天使の羽を持った赤ん坊
普通の人たちの贈りもの
ギョーザ事件余話
花の季節
沈黙と饒舌
休日医者(上)
休日医者(下)
繁栄と虚像

判型違い



貧困の僻地


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