ラバウルオンセンユウゲキタイ
ラバウル温泉遊撃隊


山崎まゆみ

太平洋戦争有数の激戦地に、「温泉」の名を冠するゲリラ部隊があった!?

アジアの各地に、日本兵を癒した温泉がある。その史実に、戦争をまったく知らない世代の温泉ライターが夢中になった。「ラバウル小唄」の響きに導かれて旧軍の足跡を追い、幻の部隊の隊長に巡り会う。兵士たちの想いを胸に、ようやく辿りついたジャングルの奥で見た光景とは? 戦地の昔と今を情熱で結ぶ新感覚ノンフィクション!

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 236ページ
ISBN : 978-4-10-316431-9
C-CODE : 0095
ジャンル : 文学
ノンフィクション
発売日 : 2009/07/17

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山崎まゆみ
ヤマザキ・マユミ

1970年新潟県長岡市生まれ。駒沢大学文学部卒。新聞、雑誌、TV、ラジオなどで温泉の魅力を紹介するフリーライター。現在まで21ヶ国、750ヶ所以上の温泉を訪ねる。2008年には国土交通省が任命する「YOKOSO!JAPAN大使」の一人に。著書に『だから混浴はやめられない』等。温泉情報をブログで発信中。

山崎まゆみ オフィシャルサイト
序章 日本人は温泉の伝道師
わたしは、温泉の申し子です
ボルネオ島で混浴をして……
ポーリン温泉に日本人が来ていた
温泉の伝道師
カルンボイさんの思い出
ラバウル島海岸沿いの「花吹温泉」
ジャングルの奥に「宇奈月温泉」がある
祖父が語った戦中のボルネオ
「戦場の温泉」への旅の始まり
第1章 元日本兵に叱られて
「要図ラバウル周辺」昭和17年 剛部隊(第八方面軍)測量印刷班作成
戦地で温泉に入る心
「話を聞きに来るのが20年遅いよ!」
ラバウルの模型がある庭
「要図ラバウル周辺」作成秘話
断られても、断られても……
詐欺師に間違えられる
花吹温泉で故郷を思う
『歩兵第二二八聯隊史』に「宇奈月温泉」の文字があった
元日本兵の方々との絆
第2章 温泉遊撃隊長・伊神実さんの手記
温泉遊撃隊長に会えた日
戦地の生活の中の温泉
伊神実さんの幼少時代
船中転がりながら戦地へ
初めての南洋
魚雷攻撃に遭う
ラバウル上陸
地形偵察で、温泉を発見する
温泉遊撃隊、最初の宿営地に向かう
決死の行軍
シュクット河の透明な湯
原住民「カナカ」との出会い
少年「サル」と「キートン」
宣撫活動の実際
カナカに算数を教える
本物のジャングルゲリラとして
ファンバンの原住民逃亡
ジャングルの中の危険
裸で温泉に入りたい
「ふるさと」をよく歌った
ラバウルの奥地では身包みはがされる
「宇奈月温泉」は現存するか?
第3章 温泉に入る日本人は幸せ(ハママス)だったよ
1年ぶりの花吹山と花吹温泉
ラバウル人の戦中の記憶
日本の歌を歌い続けるラバウルの古老たち
戦争で家族を亡くした
第4章 61年後の宇奈月温泉に入れるか
ラバウル宇奈月温泉アタックの前夜
「三途の川」ワランゴイを渡る
伊神さんの背中を追い、ジャングルを歩く
宇奈月温泉発見!
バイニング族の歓迎の儀式
川の湯船はお手製
「サル」と「キートン」は生きていた
今は、トーライ族が入る花吹温泉
終章 戦場の温泉をめぐる旅はつづく
伊神さんとの再会
もう1つの戦場の温泉
一大観光名所「THE DEATH RAILWAY」
「宇奈月温泉」の名の由来
あとがき
参考文献
取材協力者

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