ハントウヘフタタビ
半島へ、ふたたび


蓮池薫

僕のなかの北朝鮮は、消し去ろうとしてもそう簡単に消し去ることができない。

ボートで運ばれながら、殴られて腫れ上がったまぶたのすき間から見た最後の日本の姿は、故郷柏崎のほんわかとやさしい夜景だった。その二日後、北朝鮮に着いて目にしたのは、冷たく暗い清津(チョンジン)の夜景だった――拉致被害者である著者が、「北」に隣接するソウルを旅して吐露する辛苦に満ちた24年の記憶。初めての手記。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 254ページ
ISBN : 978-4-10-316531-6
C-CODE : 0095
ジャンル : 文学
ノンフィクション
発売日 : 2009/06/24

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書評
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文学賞
第8回 新潮ドキュメント賞


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蓮池薫
ハスイケ・カオル

1957年新潟県生まれ。中央大学法学部3年在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、中央大学に復学し2008年卒業。現在、新潟産業大学経済学部専任講師。2009年『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞。他の著書に『蓮池流韓国語入門』『私が見た、「韓国歴史ドラマ」の舞台と今』、また『孤将』『私たちの幸せな時間』『もうひとり夫が欲しい』など訳書も多数。

まえがき
第一部 僕がいた大地へ
第二部 あの国の言葉を武器に、生きていく
あとがき



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