ツイノスミカ
終の住処


磯崎憲一郎

妻はそれきり11年、口を利かなかった――。

30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学! 第141回芥川賞受賞作。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 143ページ
ISBN : 978-4-10-317711-1
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2009/07/27

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文学賞
第141回 芥川龍之介賞

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磯崎憲一郎
イソザキ・ケンイチロウ

1965年、千葉県生まれ。早稲田大学商学部卒業。2007年『肝心の子供』で文藝賞受賞。2008年『眼と太陽』が芥川賞候補に。2009年『世紀の発見』刊行。同年『終の住処』で第141回芥川賞受賞。

終の住処
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