エキロサイゴノジガゾウ
駅路/最後の自画像


松本清張 向田邦子

「深いところを突いている」。才媛の大胆な脚色に巨匠はそう感嘆した。唯一の共作となったドラマの全貌。

自作「駅路」の脚本を読んだ松本清張はニヤリと笑い、舌を巻いた。作家デビュー前夜の向田邦子は自らの秘めたテーマ〈家族と若き日の恋ほか〉を原作に見出し、脚本「最後の自画像」に密かに盛り込んでいた……。原作と脚本、関係者の証言と解題、向田の構想メモによって、不世出の二人が共鳴し、創りあげた世界を明らかにする。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 159ページ
ISBN : 978-4-10-320438-1
C-CODE : 0093
ジャンル : 芸術・芸能
芸能・演劇
発売日 : 2009/12/21

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松本清張
マツモト・セイチョウ

(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。



向田邦子
ムコウダ・クニコ

(1929-1981)1929(昭和4)年、東京生れ。実践女子専門学校(現実践女子大学)卒。人気TV番組「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」など数多くの脚本を執筆する。1980年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞受賞。著書に『父の詫び状』『男どき女どき』など。1981年8月22日、台湾旅行中、飛行機事故で死去。

清張先生と「駅路」のドラマ化、向田さんのこと
駅路 松本清張
最後の自画像 「駅路」より 向田邦子
向田邦子とドラマ「最後の自画像」

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