イキナオスチカラ
生きなおす力


柳田邦男

失って初めて、人はその大切さに気づく――試練に直面する人へのメッセージ。

倒産、解雇、ワーキングプア、老々介護……。将来への不安がうずまく時代に、我々はいかに困難を乗り越え生きていけばいいのか。どうすれば大切なものを見極め、守っていけるのか。現実に打ちひしがれながらも懸命に再生を果たした人たちの物語を追うとともに、その背後に横たわる、現代社会の問題点を痛烈に説く。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 223ページ
ISBN : 978-4-10-322319-1
C-CODE : 0095
ジャンル : 哲学・心理学・宗教・歴史
哲学・思想
発売日 : 2009/04/17

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柳田邦男
ヤナギダ・クニオ

1936(昭和11)年、栃木県生れ。1995(平成7)年『犠牲〔サクリファイス〕―わが息子・脳死の11日―』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献が高く評価され菊池寛賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している。主な近著に『壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別―』『壊れる日本人 再生編』『「気づき」の力―生き方を変え、国を変える―』『生きなおす力』『いつも心に音楽が流れていた』『人の痛みを感じる国家』『新・がん50人の勇気』『僕は9歳のときから死と向きあってきた』『「想定外」の罠―大震災と原発―』がある。翻訳絵本に『ヤクーバとライオン』『少年の木』『その手に1本の苗木を』『やめて!』等多数。


授乳中にメール これは虐待だ!
只事でない子育て状況/母子の関係の稀薄化/心の「一足跳び」の成長/虐待の連鎖を断ち切る/恐るべき虐待の蔓延/ケータイを溝に捨てよ
子どもとケータイ 規制だけで解決?
包丁とケータイ/二兆円か子どもの未来か/求められる想像力/ネット社会の無残/ネット社会の土石流/ケータイ・ネット依存症脱却こそ
脳を壊すケータイ 親よ学校よ気づけ
登場した電磁波問題/ケータイは脳を壊す?/「科学的証明」の落とし穴/ケータイから脳を守る10カ条/影響の多様な側面/倫理性喪失のネット社会
子どもの心発見 ノーテレビ・デー
首相決断の架空ドラマ/「首相謝罪」の意味/小中学生に携帯は不要/親の苦悩vs.業界のラッパ/ケータイは幼いうちに?/失っていたものへの気づき
いいぞ、社長室に絵本!
五十歳社長の開眼/企業人の“絵本教”入信者が/胎児にも届く読み聞かせ/すばらしき母親たち/驚くべきインパクト
非凡に生き抜く その力の源流は……
源の泉ははるか遠くに/黒く長い帯状の避難民の列/「私はこの子の母親になる」/魂の寄る辺/異才の源流
劇的に訪れる 生きなおす力
心の中の「死」/遺された者の苦しみ/自問・自責とThe Giving Tree/「意味のある偶然」による符合/悲しみとの和解/苦しみの意味
改悛と赦し 気づきの瞬間
死刑と赦し/母子殺人者の告白/死刑があるからこそ――/アーミッシュの赦しとは/赦すことが生きる力に/異文化から学ぶもの
兄、22歳の発心 83歳にして成就
摂理を受けとめて/庶民の暮らしと文化こそ/女児「間引き」の証明/夢追い人/片肺の身で発掘に走る/土地に生きた人々と文化を記録して/「死後生」を先取りして
政治家・官僚よ 衆生済度を歩め
「全員一律救済」への後押し/鬼神をも泣かした被害者の声/冷酷な「線引き主義」/「衆生済度」への道/「認定基準」は国家の本性の指標/「所詮金」ではなかった/官僚の大ウソ
空の安全を壊す 管制官禁固判決
恐怖の一瞬/何のための刑事責任追及/降下指示の相手を誤る/ミスと「注意義務違反」の間/「初歩的ミス」とは何か?/ヒューマン・ファクター分析の視点/厳罰主義の結末
傲慢ヤマトよ アイヌに学べ
政治家の問題発言/エリートとは何だ?/民族における他者の問題/なぜ「自己中心主義」の時代に/モラルなき資本主義の席捲/欲しいのはカネ/ぶつかった柱をなでるアイヌ文化
あとがき

判型違い



生きなおす力


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