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陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝―


北康利

金を無造作にばらまくのではなく、“生かして”使うのが、銀行の役目である!

幕末、露天の銭両替商から身を立て、明治大正期に三井、三菱、住友を凌駕する安田財閥を築き上げた安田善次郎。世間に「ケチ」と謗られながら、惚れた人物と事業には惜しげもなく巨額の資金をつぎ込んだ「金融の神様」の生涯を、セメント王・浅野総一郎や東京市長・後藤新平、のちの首相・高橋是清らとの交流を軸にたどる。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 318ページ
ISBN : 978-4-10-326011-0
C-CODE : 0095
発売日 : 2010/07/23

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北康利
キタ・ヤストシ

昭和35(1960)年12月24日生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行に入行。富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長、業務企画部長等を歴任し、平成20(2008)年、みずほ証券を退職。本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』(以上、講談社)、『吉田茂の見た夢 独立心なくして国家なし』(扶桑社)、『同行二人 松下幸之助と歩む旅』『安奈淳物語 私は歌う、命ある限り』(以上、PHP研究所)などがある。

はじめに――空前絶後の成功者
千両分限者になる夢
太政官札で巨利を得る
銀行家・安田善次郎
銀行のための銀行として――日本銀行と安田、第三国立銀行
事業家として立つ
後継者問題
人に惚れこむ
百三十銀行再建
無爵の銀行王
浅野総一郎
泣いて馬謖を斬る
後藤新平と見た最後の夢
大磯無残
あとがき――銀行王に学ぶ金融本来の役割
安田善次郎 年譜
参考文献
家系図

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