ホーム > 書籍詳細:「働き方」の教科書―「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本―

40代までに何を学ぶか。50代からをどう生きるか。

「働き方」の教科書―「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本―

出口治明/著

1,512円(税込)

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発売日:2014/09/18

読み仮名 ハタラキカタノキョウカショムテキノゴジュウダイニナルタメノシゴトトジンセイノキホン
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判
頁数 263ページ
ISBN 978-4-10-336471-9
C-CODE 0030
ジャンル 倫理学・道徳、マネジメント・人材管理、ビジネス実用、趣味・実用
定価 1,512円
電子書籍 価格 1,210円
電子書籍 配信開始日 2015/03/20

49歳での突然の左遷、55歳での子会社出向を平然と受け入れ、59歳でライフネット生命を起業したビジネス界の革命児が語る、悔いなく全力で仕事をするためのルール。「仕事は人生の3割」「人生は99パーセント失敗する」「部下はみんな変な人である」――。人間社会のリアルが分かれば、仕事も人生も、もっと楽しくなる。

著者プロフィール

出口治明 デグチ・ハルアキ

1948(昭和23)年三重県美杉村生れ。ライフネット生命保険株式会社会長。京都大学法学部を卒業後、1972年日本生命保険相互会社入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006(平成18)年に退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴い現社名に変更。2013年より現職。旅と読書をこよなく愛し、訪れた世界の都市は1200以上、読んだ本は1万冊を超える。歴史への造詣が深く、京都大学の「国際人のグローバル・リテラシー」特別講義では歴史の講座を受け持った。著書に『生命保険入門 新版』『仕事に効く教養としての「世界史」』『「全世界史」講義 教養に効く!人類5000年史(I・II)』『50歳からの出直し大作戦』『人生の教養が身につく名言集』『座右の書 「貞観政要」』などがある。

目次

序章 人生は「悔いなし、遺産なし」
何歳が人生の真ん中か
人生にそれほどチャンスはない
お金はすべて使い切る
第一章 人間と人生をどう考えるか
人間は動物である
動物として自然なことをする
人間はワインである
人間チョボチョボ論
人生は九九パーセント失敗する
歴史のなかにおける人間
人生はトレードオフ
「選ぶ」のではなく「捨てる」
第二章 仕事と人生の関係
仕事は人生の三割
仕事は美学ではなく合理性
仕事はプライベートより簡単
ダイバーシティが合理性を生み出す
仕事の質は「楽しさ」で決まる
第三章 二〇代の人に伝えたいこと
やりたいことは死ぬまでわからない
就職は相性で十分
幸運な時代の終焉
ビジネスは成果がすべて
考える癖をつける
仕事はスピード
身近なターゲットを置く
「グローバル人材」についてどう考えるか
第四章 三〇代、四〇代のうちにやっておくべきこと
部下はみんな「変な人間」である
「安心感」と「仕組み」で部下をやる気にさせる
上司を論破し、部下に全勝する
二・六・二の法則を忘れない
四〇代になったら得意分野を捨てる
人はゴマスリには勝てない
根拠のない精神論を排除する
第五章 五〇代になったら何をするか
五〇代は「遺書」を書く時代
どんな遺書を書くか
五〇代ほど起業に向いた年齢はない
五〇代の起業は合理的かつ健全
もし失敗しても心配はない
必要なのは「強い思い」と「算数」
小さく始める
まず旗を揚げよ
真っ当なことをやる
第六章 あなたが生きるこれから三〇年の世界
世界に起こる変化
日本の未来
日本はどんな社会を目指すのか
あなたがやれることは山ほどある
終章 世界経営計画のサブシステムを生きる
あとがき

判型違い(文庫)

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取材者のことば

深い洞察がにじみ出る出口さんの「目」

 ロサンゼルスオリンピック柔道無差別級金メダリストで、国民栄誉賞も受賞された山下泰裕さんを取材したことがある。丸顔に浮かぶ柔和な笑顔、丸みを帯びた体型。現役を退かれてかなり時間が経っていたせいか、穏やかで優しそうなイメージしかなかった。
 はじめての取材は、緊張しつつも無難に進んでいく。30分ほど過ぎたころだっただろうか。ある話題にさしかかったとき、突然山下さんの「目」が変わった。とはいえ表情は柔和なまま、穏やかな口調は変わらない。ただ「目」だけがそれまでと違うような気がして落ち着かなかった。話題が変わるととともに、その「目」は奥に消えた。
 続く取材でも、その「目」は時おり顔をのぞかせた。だがそのときは、はっきりとした理由はわからなかった。数ヵ月が経ったころ、ふと腑に落ちた。それは、現役時代も引退してからも、山下さんが内外のさまざまな辛苦と闘うことで獲得された、深い深い洞察力の表れではなかったのか――。
 何年かぶりに、同じ「目」に出会った。それが出口治明さんだった。
 そもそも、出口さんとのはじめてお目にかかったのは2013年3月、わずか1時間足らずの邂逅だった。私は、出口さんがある方と対談されている横で、所在なく座っていただけにすぎない。どちらかというと対談相手の方がメインだったこともあり、出口さんのお話を心ゆくまで聞けたわけではなかった。それでも、聞きしに勝る博識と、ロジカルなトークが強く印象に残った。
 本書の編集協力をさせていただく話がもたらされたのは、それからおよそ半年ほど経ったときのことだ。対談とは異なり、本の取材は数時間というわけにはいかない。じっくりとお話を聞くことができる。ワクワクしながらライフネット生命に向かった。
 出口さんの表情は、半年前と変わらず穏やかだった。発せられる言葉も、ロジカルでありながら優しさに満ちていた。ところが、取材が始まってしばらくすると、あの「目」が現れたのである。山下さんのときと同じように、それはやがて消えた。十数時間に及ぶ取材中、突然現れては消え、消えては現れるという繰り返しだった。
 いっとき「目力(めぢから)」という言葉が流行した。失礼ながら、お世辞にも出口さんの可愛らしい目はそれに当たらない。だが、その「目」に射抜かれると、そらすこともできずに引き込まれてしまう。そうして、出口さんは多くの人を巻き込み、納得させ、影響を与えてきたのだと得心した。
 引き込まれるという点では山下さんと同じだったが、ふたりはどこか違うという気がして仕方がなかった。取材が終わり、原稿の執筆にとりかかる。書きながら取材の場面を思い出しているうち、ふと思い至った。体験の質は異なるが、出口さんも山下さんも深い洞察を獲得しているのは変わらない。しかし、出口さんの洞察にはどこか「艶」がある。膨大な読書量を背景に、知らない世界へ誘われるような「ワクワク感」がある。それがずっと感じていた違いの正体だったのだ。
 本書『「働き方」の教科書 「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本』は、とくに30代から50代の読者に手に取っていただきたい。行間に流れる、出口さんの「目」が語る深い洞察の世界を感じつつ、これからの働き方を考えていただきたい。出口さんが時代と切り結ぶことで獲得した深い洞察は、必ずや私たちが生きていくうえでのヒントを提示してくれるはずだ。本書は、単なる自己啓発書とは違う。

新田匡央(にった・まさお)

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