ホーム > 書籍詳細:相続なんか気にするな!―老後をもっと豊かにする「お金の生かし方」―

資産は子供に遺すことより、まず自分への「生前贈与」を考えるべき。

相続なんか気にするな!―老後をもっと豊かにする「お金の生かし方」―

山田みち子/著

1,296円(税込)

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発売日:2015/04/28

読み仮名 ソウゾクナンカキニスルナロウゴヲモットユタカニスルオカネノイカシカタ
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 159ページ
ISBN 978-4-10-339211-8
C-CODE 0095
ジャンル 家事・生活の知識
定価 1,296円
電子書籍 価格 1,037円
電子書籍 配信開始日 2015/10/16

自分のやりたいことも欲しいものも我慢してきた親御さん、いま手元にあるお金は遺産ではなく、長年働いてきたあなたの資産。雑音に惑わされて、「二世帯住宅」「アパート経営」「生前贈与」などなど節税対策で思わぬ悲劇に見舞われるより、資産を楽しく大切に生かすことをご自身でじっくり考え、悔いなき後半生を送りましょう。

著者プロフィール

山田みち子 ヤマダ・ミチコ

相続士・ファイナンシャルプランナー。医薬品総合商社にて医療施設への営業を経験後、1991年大手保険会社に入社。18年間、金融機関を中心に個人保険・経営者保険・福利厚生保険に携わる。2010年ファイナンシャルプランナーとして独立。現在は、ライフプランニングに力を入れている(株)アイ・ティ・コンサルティングに所属しながら、NPO法人日本相続士協会の広報担当として、セミナー他、新聞・雑誌などで情報を発信している。

目次

まえがき そのお金、子供に遺す? 自分のために使う?

第一章 「親のお金=遺産」は大きな誤解!
遺産を少しでも多く欲しがる子供たち
ないがしろにされがちな「親の本音」
「物言わぬ被相続人」ではいけない
「長生きのリスク」に対処しよう
「相続不安」を煽られていませんか?
90%の人は、相続税とは無縁
同居の誘いに要注意
「相続税対策で二世帯住宅」が悲劇に
介護が必要になったときの幸福度
子供の「罪悪感」に親が合わせる必要はない
自分のお金を最後まで守れるか?
「あとは野となれ山となれ」でいいのか?
子供同士のトラブルを防ぐのは親の役目
相続は「人生後半のテーマの一部」と捉えよう
相続に関わる専門家は「飛び石」状態!?
専門家をつなぐ「コーディネーター」という仕事
定年後のライフプランを考えよう
第二章 60代からの再出発 自分のお金をどう使う?
相続税が高いのには理由がある
60代から新しい人生が始まる
必要なのは、自分への「生前贈与」
【優先順位】
(1)楽しみのために使うお金
(2)安全を確保するためのお金
(3)子供のためのお金
不動産は、手放しやすい形にするのがベター
女性が陥りがちな「世間への気兼ね」に要注意
「流れるお金」で生活を楽しもう
他にもある「フロー」を得る方法
「社会とつながるお金」であることを意識しよう
第三章 楽しむ、守る、遺す 三つのお金の使い方
定年が見えてきたら、準備をしよう
老後の楽しみを女性に独占させていいのか?
「再出発ノート」をつくろう
「再出発ノート」を書く(1)
「再出発ノート」を書く(2)
60代は「安全」と「新しい人間関係」を構築しよう
70代は「医療」に関する選択をしよう
認知症に備える(1)
認知症に備える(2)
遺言書のメリットとリスク
「良い遺言書」を書くための五つのポイント
生前に「遺産分割協議書」を書く
相続の専門家に相談する
第四章 再出発後の人生は楽しさいっぱい!
自分は自分、周りを見回すのはもうやめよう
ひとりの楽しみ、夫婦の楽しみ
退職とともに「コツコツ生活」を転換 Eさん(60歳)
社会と関わり、夢を持ち続ける Fさん(72歳)
先祖代々の農地を宅地に Gさん(63歳)
消防団の活動で世界中を飛び回る Hさん(83歳)
遺すより「教育投資」 Iさん(85歳)
あとがき 一度限りの「被相続」をハッピーに!

インタビュー/対談/エッセイ

波 2015年5月号より そのお金は「遺産」ではなく、あなたの「財産」です

山田みち子

この本を書くきっかけになったのは、出版企画部の郡司裕子さんにお目にかかったことからでした。昨年の夏頃、郡司さんが『親が倒れた! 桜井さんちの場合』という介護の本を作っていらして、「年金を介護費用にあてられるものかどうか」など、その手の専門家の意見を聞きたいという趣旨でした。
取材が終わって雑談をしている時に、話が相続の話題になりました。その頃、今年1月から施行されることになっていた相続税改正のことで、テレビ新聞で連日「大変だ!」と人々を煽るような報道がされていました。
「大騒ぎすることはありません。大半の人は関係ないことだし、たとえ相続税を払うことになっても、親から相続した遺産の中から納税すれば済むことですから……」
私はもともと保険会社の社員で保険を扱っていました。その後ファイナンシャル・プランナーの資格を取り、独立後に「相続士」の資格も取りました。「相続士」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。本書でも詳しく書かせていただきましたが、相続士は相続に関するさまざまなアドバイスとそれぞれの専門家をご紹介させていただく仕事です。
相続という言葉はよく耳にしますが、実際に体験する機会はほぼ一生に一度または二度です。ふだんはほとんど関わりなく生活をしているので、いざその立場になってみると誰に相談していいのかわかりません。用意する書類もたくさんあります。遺産分割、遺言、節税などなど複数の専門家にお世話になることもあります。
そんな方々に、入口に立ってご相談を受けるのが相続士の仕事です。独立以来さまざまな相続問題に関わってきました。そして多くの場合、相談にやってくるのは相続人――遺産を受け取る側の人たちです。この人たちの話を聞いているうちに「それで親御さんのご意思は?」と聞きたくなることがしばしばあります。資産を渡す側=被相続人の姿、意思が見えてこないのです。
資産を持っている被相続人こそが主役のはずなのに、あたかも「資産」だけが存在しているかのように相続問題が相続人だけで進行するのは、おかしなことです。
考えてみれば、会社勤めのサラリーマンが定年を迎えたとして、まだ六十歳。人生はまだまだ続きます。これまで蓄積してきた資産は、これからの人生を少しでも楽しく充実したものにするための重要な資金でもあります。
私は相続のことをまったく考えなくて良いと言っているわけではありません。子供たちに残すことを考える前に、まずご自分でその資産を生かすことを考えるのが第一だ、ということを強調したいのです。
被相続人=親がないがしろにされがちなのは、実は親の方にも問題があることがしばしばです。まず現状を見つめようとする姿勢が希薄で、老後の設計といっても面倒な顔をしたりします。「物言わぬ被相続人」が多いのです。
実際に私が相談を受けて、生命保険、介護、老人ホーム……避けては通れない重要な話題に触れると、無関心だったり、はっきり忌避を表したりする人がいます。でもふんだんにお金があればそれでもいいでしょうが、ほとんどの人はそうではありません。
私は相続士として専門知識をお伝えするだけでなく、相続をどう考えるのか、ということもお伝えしていこうとしています。なかでも重要なのは、ご自分が生きている間は、お金は「遺産」ではなくあなたの「財産」であるということです。
それを踏まえた上で、被相続人が何の遠慮もなく、老後の人生を楽しみ、満喫する……、そんな生き方のヒントとお金との付き合い方を具体的に書いてみました。
被相続人に向けた相続の本はなぜかほとんどありませんので、是非たくさんの方に読んでいただきたいと思っています。

(やまだ・みちこ 相続士、ファイナンシャル・プランナー)

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