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風は山河より 第四巻

宮城谷昌光/著

1,870円(税込)

発売日:2007/02/23

  • 書籍

愛する妻を殺され、守るべき城を奪われたとき――菅沼新八郎定盈の運命は決した。

今川義元が桶狭間に斃れ、松平元康はついに三河に起つ。父の死と弟の謀反を乗り越え、元康に属いて手腕を発揮しはじめた菅沼新八郎定盈を悲劇が襲った。その残酷な運命はしかし、新八郎を英雄たらしめる最大の契機となる――中国歴史小説の巨匠が初めて描く戦国日本、時代の軸が大きく旋廻しはじめる激動の第四巻。

目次
布里の決戦
駿府の冬
兄と弟
桶狭間
人質進呈
生と死と
石田合戦
高城の砦
五本松城
大野田城
遠州討ち入り
懸川城

書誌情報

読み仮名 カゼハサンガヨリ04
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-400418-8
C-CODE 0093
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 1,870円

著者プロフィール

宮城谷昌光

ミヤギタニ・マサミツ

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、2001年、『子産』で吉川英治文学賞を、2004年、菊池寛賞を、2016年、『劉邦』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、2006年に紫綬褒章、2016年には旭日小綬章を受章。『晏子』『楽毅』『管仲』『香乱記』『青雲はるかに』『新三河物語』『三国志』『草原の風』『呉漢』『孔丘』『公孫龍』『諸葛亮』等著書多数。

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