イキルトハジブンノモノガタリヲツクルコト
生きるとは、自分の物語をつくること


小川洋子 河合隼雄

物語は心の薬――河合氏が倒れられる直前に奇跡のように実現した貴重な対話。

人は人生の危機にあたった時、論理的な説明だけで、抜け出すことは出来ない。恐怖や悲しみを乗り越えるためには「物語」が有効――心理分析の治療の現場から「物語」の効能を知る河合隼雄氏と、物語の名手と呼ばれる小説家小川洋子氏が、物語の不思議、その大きな力について、かつてなく深く語り合った、感動的な対談。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 159ページ
ISBN : 978-4-10-401306-7
C-CODE : 0095
ジャンル : 哲学・心理学・宗教・歴史
哲学・思想
発売日 : 2008/08/29

立ち読み
立ち読み

書評
書評/対談

雑誌から生まれた本
考える人から生まれた本

1,365円(定価) 購入


プロフィール 目次 感想を送る

小川洋子
オガワ・ヨウコ

1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。



河合隼雄
カワイ・ハヤオ

(1928-2007)兵庫県生れ。臨床心理学者、京都大学名誉教授。京都大学理学部数学科卒業後、アメリカ留学を経て、スイスのユング研究所で日本人初のユング派分析家の資格を取得、ユング分析心理学の日本の第一人者となった。『こころの処方箋』『明恵 夢を生きる』ほか著書多数。谷川俊太郎、村上春樹、佐渡裕など、作家・音楽家とも深い交流を持ち、幅広く活躍した。2007(平成19)年7月19日没。

I 魂のあるところ
友情が生まれるとき
数字にみちびかれて
永遠につながる時間
子供の力
ホラ話の効能
II 生きるとは、自分の物語をつくること
自分の物語の発見
「偶然」に気づくこと
黙っていられるかどうか
箱庭を作る
原罪と物語の誕生
多神教の日本に生まれた『源氏物語』
「死」への思い、「個」への執着
「原罪」と「原悲」
西欧一神教の人生観
厳密さと曖昧さの共存
忘れていたことが出て来る
傍にいること
二人のルート――少し長すぎるあとがき 小川洋子

判型違い



生きるとは、自分の物語をつくること


新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

小川洋子 登録

河合隼雄 登録


哲学・思想 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る