コキョウノワガヤ
故郷のわが家


村田喜代子

祖国。故郷の山河。生まれた家。母の子宮――人はつねに故郷を失いつづける……。

六十五年前に生まれた家を処分するため、故郷に戻ってきた笑子さん。彼女の胸にさまざまな過去が夢うつつに去来する。家族もなく独りで世界中を旅しつづける男。亡くなった恐竜ファンの兄さん。ガダルカナルへの遺骨収集団に参加する村の青年。人工羊水に浸るヤギの胎児――現代における故郷喪失を描く連作短篇集。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 252ページ
ISBN : 978-4-10-404103-9
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2010/01/29

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書評
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文学賞
第63回 野間文芸賞

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村田喜代子
ムラタ・キヨコ

1945年、福岡県北九州市八幡生まれ。1985年、自身のタイプ印刷による個人誌「発表」を創刊。1987年『鍋の中』で芥川賞を受賞。1990年『白い山』(文藝春秋刊)で女流文学賞を、1992年『真夜中の自転車』(文藝春秋刊)で平林たい子賞を、1998年『望潮』で川端康成賞を受賞した。『花野』(講談社刊)、『蕨野行』『蟹女』『龍秘御天歌』(文藝春秋刊)などの著書がある。

ラスベガスの男
砂漠回廊
天登り
犬月
青い森、黒い森
電気の友
くらやみ歩行
野の輝き
月、日、星、ホイホイ

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