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退屈な美術史よ、さようなら。

ひらがな日本美術史

橋本治/著

3,240円(税込)

本の仕様

発売日:1995/07/25

読み仮名 ヒラガナニホンビジュツシ01
雑誌から生まれた本 芸術新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 B5判
頁数 231ページ
ISBN 978-4-10-406101-3
C-CODE 0070
ジャンル 芸術一般
定価 3,240円

仏像、絵巻、法隆寺などを大胆繊細かつ感動的に読み解きながら、太古の日本人の心、夢、祈りのかたちを明らかにする。日本美術の画期的な「読み直し」! カラー写真多数。

どういう本?

人として共感出来るもの ところで、その中学三年生の時に《無著菩薩立像》《世親菩薩立像》のスライドを見た私は、一体なんで“感動”なんかをしたのだろうか? 私を感動させるような“何か”がその像のスライドにあって、それを見て感動するような“何か”が、私の中にあった。それだけは分かって、しかし中学生だった私には、それを説明するだけの言葉がなかった。だから、「あれは“感動”じゃなくて、“騙された”なんだ――そういうことにしとこう」と、中学生の私は思ったのだ。私がその二体の彫像にどう感動していたのかを説明出来るようになるのは、それから三十年以上も後のことである。【本文より】

著者プロフィール

橋本治 ハシモト・オサム

1948(昭和23)年東京都生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。小説・評論・エッセイ・古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。『窯変 源氏物語』『双調 平家物語』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『巡礼』『リア家の人々』『浄瑠璃を読もう』など著書多数。

目次

その一   まるいもの 「埴輪」
その二   きれいなもの 「銅鐸」
その三   不可思議な世界を誕生させたもの 「寺」
その四   顔の違うもの 「法隆寺釈迦三尊像」前編
その五   聖徳太子でもあるようなもの 「法隆寺釈迦三尊像」後編
その六   不思議に人間的なもの 「中宮寺菩薩半跏像」
その七   夢のようなもの 「法隆寺金堂旧壁画」
その八   自由であるようなもの 「法隆寺金堂天井板落書」
その九   無慈悲に美しいもの 「源氏物語絵巻」
その十   豊かさというもの 「神功皇后坐像」
その十一  ふくよかなものの変遷 「鳥毛立女屏風」と「源氏物語絵巻」
その十二  物語であるようなもの 「伴大納言絵巻」
その十三  マンガであるようなもの 「信貴山縁起絵巻」と「伴大納言絵巻」
その十四  テーマパークであるようなもの 「平等院鳳凰堂」
その十五  ポルノではないもの 「餓鬼草紙」と「病草紙」
その十六  恐ろしいもの 「教王護国寺講堂の彫像群」
その十七  愛すべき美しいもの 「三嶋大社の梅蒔絵手箱」
その十八  鎌倉時代的なもの 康慶作「法相六祖坐像」
その十九  人として共感出来るもの 運慶作「無著菩薩・世親菩薩立像」
その二十  古典的であるようなもの 快慶作「浄土寺阿弥陀三尊像」
その二十一 コミュニティを感じさせるもの 「東大寺南大門」
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