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日本人のへその緒は、中世にあるらしい。

ひらがな日本美術史2

橋本治/著

3,456円(税込)

本の仕様

発売日:1997/08/25

読み仮名 ヒラガナニホンビジュツシ02
雑誌から生まれた本 芸術新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 B5判
頁数 238ページ
ISBN 978-4-10-406102-0
C-CODE 0070
ジャンル 芸術一般
定価 3,456円

龍安寺の石庭は難解な哲学なのか。歴史上もっともパンクな天皇とは誰か。遠い過去のことでも他人事でもない中世へ、思考する眼が旅をする大反響シリーズ第二弾。現在を考えるきみは、美しき過去をふり返れ。

どういう本?

歪んでいるのかもしれないもの そこに《それ》が実際にあるから《それ》を見ることが出来る――というわけではない。あろうとなかろうと、人間は、見たいものを見る。それこそが、夢を見ることが出来る人間の不思議な能力だ。人間が物を見るのは、「見て、その経験をなにかに役立てよう」と思ってのことではない。人間は、そんなことを考える前に、まず見ている。そして、見てしまったことが、人間に働きかける。見たことと見たものが、人間に働きかけて、人間の中に感情を作り出す。その感情が、人間にもう一度働きかける。「お前はなにを見たいのか?」と。【本文より】

著者プロフィール

橋本治 ハシモト・オサム

1948(昭和23)年東京都生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。小説・評論・エッセイ・古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。『窯変 源氏物語』『双調 平家物語』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『巡礼』『リア家の人々』『浄瑠璃を読もう』など著書多数。

目次

その二十二 歪んでいるのかもしれないもの 運慶作「八大童子立像」
その二十三 男の時代にふさわしいもの 「平治物語絵巻」前編
その二十四 それでも古典的なもの 「平治物語絵巻」後編
その二十五 得意なものと苦手なもの 「蒙古襲来絵巻」
その二十六 大和絵というもの 「北野天神縁起絵巻」
その二十七 さまざまな思惑のあるもの 神護寺「伝源頼朝像」
その二十八 なるようになったもの 藤原定家筆「小倉色紙」
その二十九 似絵というもの 藤原豪信筆「花園天皇像」
その三十  科学するもの 「小柴垣草子絵巻」
その三十一 まざまざと肉体であるようなもの 「稚児草子」
その三十二 とんでもなく美しいもの 「鹿苑寺金閣」
その三十三 動き出そうとするもの 「日月山水図屏風」
その三十四 神や仏の宿るもの 「那智瀧図」「山越阿弥陀図」
その三十五 わかりやすいもの 雪舟筆「山水長巻」
その三十六 わかりにくいもの 雪舟筆「破墨山水図」
その三十七 意外とメルヘンなもの 黙庵筆「四睡図」
その三十八 生け花が生まれた時代のもの 「龍安寺石庭」
その三十九 平均値的なもの 狩野正信筆「山水図」
その四十  日本的なもの 狩野元信筆「四季花鳥図」
その四十一 まざりあうもの 「洛中洛外図屏風」
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