ドコカライッテモトオイマチ
どこから行っても遠い町


川上弘美

捨てたものではなかったです、あたしの人生――。

男二人が奇妙な仲のよさで同居する魚屋の話、真夜中に差し向かいで紅茶をのむ「平凡」な主婦とその姑、両親の不仲をじっとみつめる小学生、裸足で男のもとへ駆けていった魚屋の死んだ女房……東京の小さな町で、ゆるやかにつながって生きる人々の、その平穏な日々にあるあやうさと幸福。川上文学の真髄を示す待望の連作短篇小説集。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 296ページ
ISBN : 978-4-10-441205-1
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2008/11/21

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川上弘美
カワカミ・ヒロミ

1958(昭和33)年、東京都生れ。1994(平成6)年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。その他の作品に『椰子・椰子』『おめでとう』『龍宮』『光ってみえるもの、あれは』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『夜の公園』『ハヅキさんのこと』『どこから行っても遠い町』『パスタマシーンの幽霊』『機嫌のいい犬』などがある。

小屋のある屋上
午前六時のバケツ
夕つかたの水
蛇は穴に入る
長い夜の紅茶
四度めの浪花節
急降下するエレベーター
濡れたおんなの慕情
貝殻のある飾り窓
どこから行っても遠い町
ゆるく巻くかたつむりの殻

判型違い



どこから行っても遠い町


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