キツネノハナシ
きつねのはなし


森見登美彦

京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。注目の俊英が放つ驚愕の新作。

細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。私が差し出したものは、そして失ったものは、あれは何だったのか。さらに次々起こる怪異の結末は――。熱狂的支持を得た『太陽の塔』から三年、前作とはひと味違った端整な筆致で紡がれ、妖しくも美しい幻燈に彩られた奇譚集。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判
頁数 : 270ページ
ISBN : 978-4-10-464502-2
C-CODE : 0093
ジャンル : 小説
SF・ホラー・ファンタジー
発売日 : 2006/10/31

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森見登美彦
モリミ・トミヒコ

1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院修士課程修了。在学中の2003年、『太陽の塔』(新潮社)で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『夜は短し歩けよ乙女』(角川書店)で山本周五郎賞受賞。2010年、『ペンギン・ハイウェイ』(同)で日本SF大賞受賞。『四畳半神話大系』(同)『きつねのはなし』『四畳半王国見聞録』(共に新潮社)『新釈 走れメロス 他四篇』(祥伝社)などなど、京都を舞台にした数々の作品で知られる。

この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

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