▼ニューヨーカー New Yorker
頭をくらくらさせるような、パノラマ的小説。これまでのパワーズの作品と同じく、フルオーケストラで演奏されるために書かれた作品だ。ページをめくるごとに、読者は声楽家の奥義に誘導されていく。今日、パワーズほど才能を漲らせた作家はそうざらには見つからない。着実に、正攻法で成長を続けてきた作家だ。その知性は人間味に満ちていて、読者の心に滋養を与える。
▼ワシントン・ポスト Washington Post
鋭い観察眼。壮麗かつ刺激的。
▼ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー New York Times Book Review
パワーズの築いた壮大なるシンフォニーには敬服せざるを得ない。現実世界で私たちが甲斐なく追い求めているあのハーモニーを眩惑的、刺激的、感動的な仕方で捉えている。
▼ライブラリー・ジャーナル Library Journal
このパワーズの新作はもちろん複雑にできているのだが、そのリリカルで歴史を超えた物語は読む者をぐいぐいと引っ張っていく。読むのに時間がかかる長篇小説だが、読者をがっかりさせることは決してないと請け合っていい。
▼ニューズデー Newsday
アメリカにおける人種問題、そして音楽の喜びをテーマに据えた小説でここまで出来がいいものはそうざらにはない。読む者の心を鷲掴みにし、切り刻むような傑作。強烈なまでの美しさと堪え難い哀しみを縒り合わせて、忘れ難いアメリカのシンフォニーを奏でる。