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TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】

ジェレミー・ドノバン/著 、中西真雄美/訳

1,540円(税込)

発売日:2015/04/17

  • 書籍

ベストセラーとなった「スピーチ本の新定番」に、待望の【実践編】がついに登場!

世界の著名人が最上のプレゼンを披露する注目のイベント「TED」。なかでも人気のスピーチを徹底解析、前作の基礎編にも増して、より聴衆を魅了するための実践的な「105のテクニック」を抽出。さまざまなビジネスシーンで、結婚式などイベントのスピーチで役立つノウハウを伝授する。いよいよあなたが話し始める時がきた!

目次
リチャード・セント・ジョンによるまえがき
謝辞
序章 TEDトーク中毒者の告白

第I部 内容――Part I CONTENT

第1章 広める価値のあるアイデアを選ぶ
Hint 1 誰でも広める価値のあるアイデアをもっている
Hint 2 一番伝えたいものは何なのか――それにもとづいて、あなたの“役割”を選ぼう
Hint 3 広める価値のあるアイデアは、聴衆がなんらかの行動を起こしたくなるように語ろう
Hint 4 インスピレーションの種を1粒蒔いておこう
Hint 5 情熱を注げるトピックについて語ろう
Hint 6 聴衆のためのプレゼンだと肝に銘じよう
第2章 トークを構成する
Hint 7 トークには「ストーリー主導型」と「前提主導型」がある
Hint 8 論理的主張の組み立て方とは? ――あなたのアイデアは広める価値があるのだと立証しよう
Hint 9 前提を示し、それを立証するというストーリーで、聴衆の心と頭を刺激しよう
Hint 10 ひとつのトークにたくさんのことを詰め込むな
Hint 11 統計、引用、実例――仮定をうまく提示して聴衆の心を動かす
Hint 12 「前提の連鎖」を「WHY」「HOW」「WHAT」でつなごう
第3章 ストーリーを語る
Hint 13 語るべきストーリーは自分の経験から引き出す
Hint 14 ストーリーの組み立てには〈ヒーローの旅〉の3幕構成を使おう
Hint 15 〈日常の世界〉のパートで、主人公を紹介し、テーマを確立させよう
Hint 16 〈冒険への誘(いざな)い〉のパートでは、ヒーローの生活に混乱を起こし、ヒーローに目的を与える
Hint 17 〈冒険への拒絶〉によって、緊張を高める
Hint 18 ヒーローが特別な人間だと思われないように、〈賢者(メンター)との出会い〉を設定しよう
Hint 19 〈第1関門突破〉を契機に、ヒーローが旅に全力で取り組むようになる
Hint 20 〈試練、仲間、敵対者〉から得た知識でヒーローを武装させよう
Hint 21 〈最も危険な場所への接近〉では、ヒーローの選択肢を奪ってしまおう
Hint 22 ヒーローに生きるか死ぬかの〈最大の試練〉を与える
Hint 23 最初の大きな危機を乗り越えたヒーローに〈報酬〉を与えよう
Hint 24 ヒーローを日常生活への〈帰路〉につかせる
Hint 25 ヒーローの〈復活〉によって、ストーリーのクライマックスを迎える
Hint 26 ヒーローが〈宝を持って帰還〉するシーンに、伝えたいアイデアを埋め込もう
Hint 27 外見の具体的描写や会話によって、登場人物に命を吹き込もう
Hint 28 状況設定を明確にして聴衆をストーリーに引き込もう
Hint 29 〈ヒーローの旅〉の構成をさまざまなストーリーに当てはめてみよう
Hint 30 伝えたいアイデアには、あなた自身の経験から得た見解を組み込もう
第4章 キャッチフレーズを作る
Hint 31 アイデアが伝わりやすくなるようにキャッチフレーズを活用しよう
Hint 32 キャッチフレーズは3語から12語までに収めよう
Hint 33 「何をすべきか」が聴衆にわかるように、行動主体型のキャッチフレーズを作ろう
Hint 34 リズムのいいキャッチフレーズを作ろう
Hint 35 キャッチフレーズは最低でも3回は繰り返そう
第5章 スピーチのはじめ方
Hint 36 オープニングで聴衆の心をつかみ、スムーズにトークへと誘導しよう
Hint 37 会場のテンションが低いときは、「プロローグ」で盛り上げよう
Hint 38 ストーリーからはじめて、聴衆の心に訴えかけ、楽しませよう
Hint 39 変化のきっかけを与えるコツは、ショッキング・ステートメントからはじめること
Hint 40 聴衆に考えてほしいときは、質問でトークをはじめよう
Hint 41 スピーチから何が得られるかを明確にしたうえで、オープニングを締めくくろう
Hint 42 月並みなオープニングは絶対に避けるべき
第6章 スピーチのつなぎ
Hint 43 つなぎの部分で、前のパートの要点をおさらいし、次のパートのテーマをさりげなく予告しよう
Hint 44 次のパートへ移るときは、言葉による合図と視覚的な合図をハッキリと送ろう
Hint 45 今、スピーチのどのあたりなのかを示そう
第7章 スピーチの締め方
Hint 46 トークの締めくくりに入ったと、言葉で明確に伝えよう
Hint 47 締めくくりとして、伝えたいアイデアをわかりやすく要約しよう
Hint 48 すぐにでも実行できる〈行動への誘(いざな)い〉でスピーチを終わろう
Hint 49 スピーチは「伝え方」ではなく「内容」が第1だと心得よ
第II部 伝え方――Part II DELIVERY

第8章 感情を伝える
Hint 50 怒り、嫌悪、恐怖、幸福感、愛、悲しみ――聴衆にはできるだけ多くの感情をもたらそう
Hint 51 聴衆を“想像の世界”へ誘(いざな)おう
Hint 52 心の鎧をはずして、感情をおもてに出そう――ただし自分を見失わないように
第9章 言葉の力を高めよう
Hint 53 スピーチに豊かな表現を与えるための技法を活用しよう
Hint 54 “3つの○○”を活用しよう
Hint 55 質問によって、聴衆を会話に引き込もう
Hint 56 数字(統計値)は聴衆が心を動かすものに関連づけよう
Hint 57 鮮やかなイメージや五感に訴える表現で、言葉の力を高めよう
Hint 58 1対1の会話のときのように、「私」、「あなた」、「私たち」を主語にして話そう
Hint 59 メッセージはなるべく分かりやすい言葉で伝えよう
第10章 ユーモアを盛りこもう
Hint 60 聴き手に優越感を感じさせるユーモアで、1分間に数回笑いを取ろう
Hint 61 驚きの要素で、1分間に数回笑いを取ろう
Hint 62 感情の解放やカタルシスで、1分間に数回笑いを取ろう
Hint 63 自虐的なユーモアを活用しよう
Hint 64 聴衆が笑っているあいだは、キャラクターになりきったままじっとしていよう
Hint 65 ユーモアは会話の多いストーリーに入れると効果的
Hint 66 笑いを誘うフレーズを3つほどたたみかけよう
Hint 67 ありきたりなユーモアではなく、オリジナルなユーモアを
第11章 スピーチを成功させる言葉の使い方
Hint 68 1対1の会話が上手な人が熱心に語りかけるようなトーンを採用しよう
Hint 69 「えーっと」「あのー」を撲滅しよう
Hint 70 間(ま)の多面的な力を活用しよう
Hint 71 話すスピードや声の大きさ・高さに変化をつけて、声にバリエーションをつけよう
第12章 身体を使ったコミュニケーション
Hint 72 何もジェスチャーをしていないなら、両手はさりげなく下ろしておこう
Hint 73 話をしていないときは、モデルのポーズを取ろう
Hint 74 ジェスチャーは自然なかたちで、あなたの言葉を補強する
Hint 75 笑顔を活用して聴衆との間に信頼関係を構築しよう
Hint 76 聴衆のなかの誰かに3秒から5秒視線を止めるというパターンをランダムに繰り返そう
第13章 ステージ上を動くテクニック
Hint 77 ステージ上に設けた架空の舞台セットの範囲で動こう
Hint 78 目的をもって、緻密に計算された動きをしよう
Hint 79 自信をもってステージに上がろう
第III部 デザイン――Part III DESIGN

第14章 印象に残るスライドの作成
Hint 80 スライドを使わずにトークをしよう
Hint 81 スライドを使用する必要があるなら、画像を主体にした文字の少ないスライドを作ろう
Hint 82 コントラストを意図的につけることで、キーポイントを強調しよう
第15章 ビデオの効果的な使い方
Hint 83 ビデオクリップは短めに
Hint 84 オーディオのビデオは、ステージの袖に立ち、聴衆と一緒に見ていよう
Hint 85 音声が入っていないビデオにはナレーションをつけよう
第16章 小道具をどう使うか
Hint 86 使っていない小道具は隠しておこう
Hint 87 小道具の使用は控えめに
Hint 88 小道具は聴衆から充分に見えるようにしよう
第17章 演台をどう使うか
Hint 89 演台は威厳を示したいときに使おう
Hint 90 手は自然な感じで演台に載せておこう
Hint 91 可能なら、演台から離れてみよう
Hint 92 プロのようにメモを使おう
第18章 ステージで成功するための服装
Hint 93 事前にふさわしい服装を選んでおこう
Hint 94 マイクを装着できる服装を
Hint 95 予備の服装を準備しておこう
第IV部 ステージに立つまでの道のりとその後――Part IV THE JOURNEY TO THE STAGE AND BEYOND

第19章 TEDプレゼンターになるには
Hint 96 情熱にしたがって生きよう
Hint 97 引っ張りだこのプレゼンターと仲よくなろう
Hint 98 ほかの手段がすべてダメなら、応募すればいい
第20章 恐怖心を克服しよう
Hint 99 中身の濃いフィードバックが得られる環境で、最低3回はスピーチの練習をしよう
Hint 100 スピーチの前に、聴衆はみんなあなたのプレゼンがうまくいってほしいと思っていることを思い出そう
Hint 101 コンフィデンス・モニターを準備してもらおう
第21章 スピーチを成功させる「紹介」の秘訣
Hint 102 コアメッセージとつながっている、紹介文を用意し、MCに渡しておこう
Hint 103 超人的な人物ではなく、信頼できるガイド役として紹介してもらおう
第22章 あなたのTEDビデオが多くの視聴者(ビューワー)を得るために
Hint 104 トークをキュートで驚きにあふれ、創造的(クリエイティブ)で感情に訴えるものにする
Hint 105 自分がコントロールできないものは手放そう
サイモン・シネックによるあとがき
訳者あとがき

書誌情報

読み仮名 テッドトークセカイサイコウノプレゼンジュツジッセンヘン
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 320ページ
ISBN 978-4-10-506492-1
C-CODE 0098
ジャンル ビジネス実用
定価 1,540円

著者プロフィール

米国コネチカット州スタンフォードに本拠を置くIT分野のリサーチ・アドバイザリ企業、ガートナー社(Gartner)のマーケティング担当副社長。TED×イベントのオーガナイザーであり、講演家でもある。トーストマスターズ・インターナショナルのメンバー。著書に『Speaker,Leader,Champion:Succeed at Work Through the Power of Public Speaking,Featuring the Prize-Winning Speeches of Toastmasters World Champions』(Ryan Averyとの共著/未邦訳)がある。

中西真雄美

ナカニシ・マユミ

翻訳家。大阪外国語大学卒業。主な訳書に『TEDトーク 世界最高のブレゼン術』(基礎編)、『世界の一流だけが知っている 成功するための8つの法則』(以上、新潮社)、『ザ・プレゼンテーション』(ダイヤモンド社)、『情報を捨てるセンス 選ぶ技術』、『脳が教える! 1つの習慣』(以上、講談社)などがある。

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