ニホンケイザイヲセンメツセヨ
日本経済を殲滅せよ


エドワード・ミラー 金子宣子

真珠湾攻撃の半年前、日本は「金融攻撃」という、激烈な制裁を受けていた。

1941年7月、在米日本資産が凍結された。その時点で日本の金融資産は無価値となり、世界から経済的に孤立し、日本は実質的に「破産」した。そして日本は、アメリカが描いたシナリオの一つ、開戦を決断する……。近年の機密文書公開によって初めて明らかになった、アメリカによる対日包囲戦略の一部始終。

発行形態 : 書籍
判型 : 四六判変型
頁数 : 383ページ
ISBN : 978-4-10-528402-2
C-CODE : 0031
ジャンル : 歴史
日本史
発売日 : 2010/07/23

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エドワード・ミラー
Miller,Edward S.

歴史家。ワシントンDC在住。米国シラキューズ大学卒。ハーヴァードビジネススクール高等経営コース修了。米国大手鉱業・エネルギー企業の最高財務責任者などを歴任。著書に、対日軍事戦略を描いて数々の賞を受賞した『オレンジ計画』(新潮社)などがある。



金子宣子 
プロローグ オレンジ計画
参考文献について
謝辞
はじめに――破産
第一章 敵国との貿易
第二章 一九三〇年代 眠っていた金融パワー
第三章 絹糸が握った命運
第四章 ドル獲得に失敗した日本の製造業
第五章 日本はいつ破産するか 一九三七年~一九四〇年
第六章 禁輸戦略の誕生――対日金融制裁の代替案
第七章 輸出規制 一九四〇年~一九四一年半ば
第八章 日本の在米秘匿資金
第九章 流れた金融凍結 一九四一年初め
第十章 日本の弱点――戦略物資
第十一章 日本の弱点――経済と国民
第十二章 日本の弱点――対米輸出品
第十三章 日本の弱点――石油
第十四章 金融凍結へ 一九四一年五月~七月
第十五章 石油不足という虚構
第十六章 資産凍結――運命を決した一九四一年八月
第十七章 バーターと銀行破綻
第十八章 惨禍――封鎖下の経済
第十九章 不毛の最終交渉
エピローグ――破産と戦争犯罪
[補記I] 石油不足を装ったアメリカ
[補記II] 戦略諜報局/国務省による日本の対外貿易に関する調査の詳細
訳者あとがき
索引

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