▼Aoyagi Izumiko 青柳いづみこ
ショパンの好んだ銘器プレイエルは、羽根のように軽く、蜂蜜のように甘い音がする。鐘に似た響きをもつベートーヴェン時代のピアノから、4本もペダルがついているイタリアの最新式まで、出てくるピアノというピアノをみんな弾きたくなってしまった。自分だけのピアノに巡りあったときの、音楽の腕にすっぽり抱き込まれるような感覚。すべてのピアノを愛する人々、とりわけ大人になってからピアノを始める人には必携の書だろう。
▼The New York Times ニューヨーク・タイムズ
この奥深い世界をかいま見ることが出来たわれわれは幸運だ。彼は敬意と愛情を持ってピアノを描いた。かつてピアノを習い、今ではまったく忘れきっているような人にはまぶしく感じられるほどに(ピアノを巨大な写真立て置き場として使っている人ならなおさらだ)――本書は、鍵盤の蓋をもう一度開き、昔習った曲をおさらいしてみたいという衝動で、あなたをうずうずさせるだろう。
▼The Guardian ガーディアン
本書は消えつつある職人芸の時代に捧げる賛歌である。
▼Kirkus Reviews カーカス・レビューズ
スタインウェイ、プレイエル、ファツィオーリ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、ベヒシュタイン、エラール……ピアノの魅力を余すことなく伝える本書は、ピアノを持っていない人には危険かもしれない。特に、アパート住まいの人は要注意。
▼The Washington Post ワシントン・ポスト
ピアノとピアノを愛する人々、弾く人々、作る人々、直す人々についての本。きわめて魅力的。
▼The Observer オブザーバー
もし著者の望みが、読者の音楽に対する愛情を甦らせることにあるのだとしたら、彼の狙いは実に見事に成功している。