ペットサウンズ
ペット・サウンズ


ジム・フジーリ 村上春樹

ビーチ・ボーイズの最高傑作に隠されたドラマ!

恋愛への憧れと挫折、威圧的な父親との確執、引きこもり、麻薬、肥満、そしてそこからの奇跡的な回復……『ペット・サウンズ』は、20世紀後半のアメリカ若者文化の光と影を生きてきたリーダー、ブライアン・ウィルソンの、真摯で壮絶な戦いの記録でもあった。

発行形態 : 書籍
シリーズ : 新潮クレスト・ブックス
判型 : 四六判変型
頁数 : 188ページ
ISBN : 978-4-10-590064-9
C-CODE : 0397
ジャンル : 文学
ノンフィクション
発売日 : 2008/02/29

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ジム・フジーリ
Fusilli,Jim

1953年、アメリカ、ニュージャージー州ホーボーケン生れ。イタリア系アメリカ人の家庭に育つ。『NYPI』(邦訳は講談社文庫刊)から始まった探偵小説のシリーズのうち、「HARD,HARD CITY」は2004年ミステリー・インク・マガジンのベスト・ノベルに選ばれた。ウォール・ストリート・ジャーナルなどにロックやポップスに関する寄稿をしている。『ペット・サウンズ』はロックの名盤をテーマにしたContinuum社の「33 1/3」シリーズの一冊として刊行された。



村上春樹 
プロローグ 「僕にはちゃんとわかっているんだ。自分が間違った場所にいるってことが」
      “I know perfectly well I'm not where I should be...”
第1章 「ときにはとても悲しくなる」
    “Sometimes I feel very sad...”
第2章 「僕らが二人で口にできる言葉がいくつかある」
    “There are words we both could say...”
第3章 「キスがどれも終わることがなければいいのに」
    “I wish that every kiss was never-ending...”
第4章 「ひとりでそれができることを、僕は証明しなくちゃならなかった」
    “I had to prove that I could make it alone now...”
第5章 「しばらくどこかに消えたいね」
    “Let's go away for awhile...”
第6章 「自分にぴったりの場所を僕は探している」
    “I keep looking for a place to fit in...”
第7章 「でもときどき僕はしくじってしまうんだ」
    “But sometimes I fail myself...”
第8章 「答えがあることはわかっているんだ」
    “I know there's an answer...”
第9章 「この世界が僕に示せるものなど何ひとつない」
    “The world could show nothing to me...”
第10章 「美しいものが死んでいくのを見るのはとてもつらい」
    “It's so sad to watch a sweet thing die...”
エピローグ 「もし僕らが真剣に考え、望み、祈るなら、それは実現するかもしれないよ」
      “Maybe if we think and wish and hope and pray it might come true...”
訳者あとがき 神さまだけが知っていること


▼Roger Pulvers ロジャー・パルバース
ビーチ・ボーイズの音楽。ブライアン・ウィルソンの波瀾万丈の人生。
アメリカン・ライフの現実が、すべて本書『ペット・サウンズ』に盛り込まれている。太陽、浜辺、女の子、ドラッグ。そして英雄と悪漢、美しいものと醜いもの、健全と不健全……。
これがぼくの青春だ。変容したアメリカを生き抜いた者たちの青春だ。これがカリフォルニアだ。これがアメリカの昨日と今日、そしておそらく明日だ。

▼Swell Music スウェル・ミュージック
フジーリは、鋭い観察眼と達意の文章で、『ペット・サウンズ』という独創的なアルバムに、ウィットとペーソスに富む、新鮮な視点をもたらした。あなたのビーチ・ボーイズ関連の蔵書に素晴らしい一冊が加わることになった。
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