
岸田劉生〈野童女〉と洲之内徹。この絵は洲之内が発掘したといっていいものである。


浅草オレンジ通りの喫茶店「アンヂェラス」。浅草びいきの洲之内徹がしばしば訪れた店内には、森芳雄、鳥海青児らの作品がある。『気まぐれ美術館』には、汚れた森芳雄の絵を洲之内が洗いに行ったエピソードが紹介されている。


『気まぐれ美術館』で取り上げられたコモちゃんこと古茂田守介のテーブル。目覚まし時計、フォークにスプーン、パイプ、灰皿……天板には古茂田が小刀でこつこつと彫った絵が残されている。日めくりに書かれた「26」という数字は、古茂田の結婚記念日だという。