ハンコツノガカカワナベキョウサイ
反骨の画家 河鍋暁斎


狩野博幸 河鍋楠美

正統と異端を同時に生きた万能の絵師!

浮世絵師・歌川国芳に師事した後、狩野派で研鑽を積んだ「画鬼」暁斎。本格的な仏画から戯画まで何でもござれの売れっ子絵師として、八面六臂の大活躍!! 幕末から明治にかけての激動の時代を生き抜いた稀有なる画家の、波乱万丈の人生と多彩なる作品世界を余すところなく紹介し、その才能を再検証する!

発行形態 : 書籍
シリーズ : とんぼの本
判型 : A5判
頁数 : 127ページ
ISBN : 978-4-10-602205-0
C-CODE : 0370
ジャンル : 芸術・芸能
美術
発売日 : 2010/07/23

編集者のことば
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1,575円(定価) [在庫なし]


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狩野博幸
カノ・ヒロユキ

1947年福岡生まれ。日本近世美術史専攻。九州大学大学院博士課程中退。京都国立博物館(美術室長・京都文化資料センター長)を経て、同志社大学文化情報学部教授。専門は桃山絵画と江戸絵画(浮世絵を含む)。狩野派・長谷川派・琳派・18世紀京都画派(狩野永徳・長谷川等伯・俵屋宗達・尾形光琳・伊藤若冲・曾我蕭白・長沢芦雪・葛飾北斎・歌川広重ら)の作品と伝記を研究。博物館時代には「没後200年 若冲」展(2000年)、「アート・オブ・スターウォーズ」展(2003年)、「曾我蕭白 無頼という愉悦」展(2005年)などの企画を手がけた。主な著書に『異能の画家 伊藤若冲』『無頼の画家 曾我蕭白』(ともに新潮社)、『曾我蕭白』(至文堂)、『新発見 洛中洛外図屏風』(青幻舎)、『目をみはる伊藤若冲の「動植綵絵」』『伊藤若冲大全』『狩野永徳の青春時代 洛外名所遊楽図屏風』(いずれも小学館)、『もっと知りたい曾我蕭白 生涯と作品』(東京美術)、『若冲―広がり続ける宇宙―』(角川文庫)などがある。



河鍋楠美
カワナベ・クスミ

(財)河鍋暁斎記念美術館理事長・館長。蕨眼科院長・東京大学医学部医学博士。河鍋暁斎の曾孫。1977年11月3日、自宅を改装して、河鍋家に伝わる画稿・下絵類を中心に暁斎とその一門の作品を収蔵・展示する河鍋暁斎記念美術館を開館。同館は1986年、財団法人の認可を受けた。


狩野派修業中の17歳で描いた河鍋家伝来の作品。
早熟の天才ぶりがうかがえる。
《毘沙門天之図》
嘉永元年(1848)
紙本着色 92.5×28.0cm
河鍋暁斎記念美術館


水に顔を映して美女に変身中の狐。
動物の仕草を生き生きと描くのはお手の物。
《動物図巻》
部分(一巻のうち)
明治11年(1878)
紙本墨画淡彩 30.5×1229.0cm
河鍋暁斎記念美術館

【グラフ】
暁斎万華鏡……その壱

風流、美女づくし
ホラー&グロテスク
動物百態
〈第一章〉
正統と異端を同時に生きた画家
解説 狩野博幸[同志社大学文化情報学部教授]
【グラフ】
暁斎万華鏡……その弐

爆裂! コミック・ワールド
狩野派仕込みの本格技
「下絵」を見よ!
〈第二章〉《対談》
今こそ暁斎
河鍋楠美[(財)河鍋暁斎記念美術館館長]
狩野博幸

【グラフ】
暁斎万華鏡……その参

こだわりの春画ワールド
【コラム】
1 やっぱり猫が好き……
2 薄命の美少女への哀悼歌《地獄極楽めぐり図》
3 青い目の友人たち「お雇い外国人」
4 いつでもどこでも何でもスケッチ! 写生マニア
5 伝説の人物の痛快冒険譚《朝比奈三郎絵巻》
6 意匠作家も顔負け、驚異のデザイン力
【暁斎略年譜】
或る画鬼の一生
暁斎をめぐる主な人々
河鍋暁斎記念美術館 概要

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