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天才の栄光と挫折―数学者列伝―


藤原正彦

きらびやかな衣の下に隠された、天才たちの生身の人間像。

ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、コワレフスカヤ、ラマヌジャン、チューリング、ワイル、ワイルズ。いずれおとらず、天才という呼称をほしいままにした九人の数学者たち。が、選ばれし者ゆえの栄光が輝かしくあればあるほど、凡人の何倍もの深さの孤独や失意に、彼らは苦悶していたのではなかったか。同業ならではの深い理解で綴る錚々たる列伝。

発行形態 : 書籍
シリーズ : 新潮選書
判型 : 四六判変型
頁数 : 254ページ
ISBN : 978-4-10-603511-1
C-CODE : 0323
ジャンル : サイエンス
サイエンス
発売日 : 2002/05/17

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藤原正彦
フジワラ・マサヒコ

1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。1978年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『遥かなるケンブリッジ』『父の威厳 数学者の意地』『心は孤独な数学者』『国家の品格』『この国のけじめ』『名著講義』等。新田次郎と藤原ていの次男。

まえがき

神の声を求めた人
アイザック・ニュートン

主君のため、己のため
関孝和

パリの混沌に燃ゆ
エヴァリスト・ガロワ

アイルランドの情熱
ウィリアム・ハミルトン

永遠の真理、一瞬の人生
ソーニャ・コワレフスカヤ

南インドの“魔術師”
シュリニヴァーサ・ラマヌジャン

国家を救った数学者
アラン・チューリング

真善美に肉迫した異才
ヘルマン・ワイル

超難問、三世紀半の激闘
アンドリュー・ワイルズ

あとがき

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