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才能(タレント)は集中して出現する! 個性を伸ばすシステムの秘密とは?

天才がどんどん生まれてくる組織

齋藤孝/著

1,188円(税込)

本の仕様

発売日:2005/05/25

読み仮名 テンサイガドンドンウマレテクルソシキ
シリーズ名 新潮選書
雑誌から生まれた本 考える人から生まれた本
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 223ページ
ISBN 978-4-10-603551-7
C-CODE 0395
ジャンル 教育学、実践経営・リーダーシップ
定価 1,188円

白土三平の『サスケ』では、なぜ猿飛佐助は不死身なのか? その秘密は、佐助が敵の忍者に発した「われらはみんな猿飛だ」という言葉にある! 「基本技の共有」という概念(コンセプト)から、音楽の齋藤メソッド、漫画家のトキワ荘、テレビ番組「スター誕生!」、日本科学界をリードした「理研」など、才能を増産する仕組みを明らかにする。

著者プロフィール

齋藤孝 サイトウ・タカシ

1960(昭和35)年、静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』『雑談力が上がる話し方』などのベストセラーをはじめ著作多数。

目次

第1講  猿飛佐助は個性を超える
第2講  ヨハン・クライフとカルロス・ゴーン
第3講  世界的音楽家を輩出した齋藤メソッド
第4講  奨励会というスーパー教育システム
第5講  サッカー選手養成組織 清水FC
第6講  宝塚音楽学校の密封錬金術
第7講  藩校の教育力
第8講  スター誕生!
第9講  漫画家の青春溶鉱炉
第10講  週刊マンガ誌という怪物
最終講義 「なにを研究してもいい」理研を育てた太っ腹キャラ

担当編集者のひとこと

天才がどんどん生まれてくる組織

才能(タレント)はなぜ集中して出現するのか? 猿飛の術=「基本技の共有」から「勝ち組」システムの秘密を探る、スーパー組織論!


 私は、新潮選書を編集する一方で、『考える人』という季刊誌で「考える手」という連載を担当しています。日本の工芸を現代的なデザインに昇華させた製品を取り上げ、その製造工程を紹介するという企画です。これまでに岐阜提灯の技術を応用したイサム・ノグチの「AKARI」や成型合板に新しい形を与えた柳宗理のバタフライ・スツールなどを取材してきました。先日も、秋田県大館で「曲げわっぱ」が作られる様子を見てきましたが、取材を重ねるにつれ、それら全ての共通点に気づきました。……それは、何を作るにも製品には「型」があること。提灯の複雑な形を作るのに木の枠型があるんて、正直驚きでした。「曲げわっぱ」にも、小判型を作り出すための型があります。風呂桶にも同じものを作る定規があり、南部鉄瓶にも鉄を流し込み鋳造するための型があります。そういえば、落雁にも菓子型がありますよね。
「勘に頼ってはいけない。人の作るものだから、どうしてもズレが出てくる」というのは職人さんの話。そういえば人間も同じ。「基本技の共有」から独創的で優れた人材が生まれることを説く齋藤先生の本を編集していて、そう思いました。音楽の齋藤メソッド、漫画家の卵が集ったトキワ荘、テレビ番組「スター誕生!」、科学界を牽引した「理研」など、才能を増産する仕組みを探る画期的な人材育成論、是非ご一読を。

2016/04/27

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