クチノキキカタ
口のきき方


梶原しげる

気になる。苛立つ。腹が立つ。巷に溢れる奇妙な言葉を喋りのプロが大解剖!

少しは考えてから口をきけ! テレビ、ラジオに溢れるついつい突っ込みたくなる奇妙な言葉の数々。その背景には何があるのか。耳障りな若者言葉に隠された意外な効用と正しい使用法とは。会話の上手い下手の差はどこにあるのか。アナウンサー歴三十年、喋りのプロが怒って唸って考えた、日常会話から見た日本語論。笑いながら読むうちに、いつのまにか貴方の「口のきき方」が向上しているかもしれません。

発行形態 : 新潮新書
判型 : 新潮新書
頁数 : 191ページ
ISBN : 978-4-10-610033-8
C-CODE : 0281
整理番号 : 33
ジャンル : 語学・教育
日本語
発売日 : 2003/09/20

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714円(定価) [在庫なし]


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梶原しげる
カジワラ・シゲル

1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、1992年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員。著書に『口のきき方』『すべらない敬語』など。

はじめに――声に出す前に考えよう
第1章 ブラウン管言葉の「聴き方」
「思います連発症候群」「ほうほう症候群」「こだわり」……テレビから流れてくる奇妙な言葉、耳障りな言葉。その聴き方をお教えします。
第2章 しゃべりの好プレー珍プレー
イチロー、中田英寿の鋭い言語感覚。蓮池薫さんの驚異の適応力。意外なしゃべりの達人たちのファインプレーとは――。
第3章 現代用語の非常識
「自分磨き」「自分探し」「本人の自由」等々、いつのまにか定着している変な言い回しの背景には何があるのでしょうか。
第4章 若者言葉の味わい方
「てゆうかぁ、ぶっちゃけまじやばいみたいなぁ」――うっとうしいけれども、ここには彼らの知恵もあります。真似はしない方がいいですが。
第5章 秘伝・口のきき方
話を聴くにも、口をきくにも技術が必要です。ほんの少しのポイントに気をつけるだけで、しゃべりの能力が向上する秘伝を公開いたします。
あとがき








しゃべってみたい日本語

 テレビで御馴染みの山本晋也監督は相手の名前を忘れてしまった時に、こういうふうに聞き出すのだそうです。
「お宅名前なんてったっけ」「え、ああ、山田ですけど」「何いってんの山ちゃん。上の名前なんか知ってるよ。下の名前」「ああ、五郎です」「そうそう、山ちゃんは五郎だ、五郎だ」……なるほど、これならストレートに「あんた誰?」と聞くよりもはるかに印象がいいのは間違いありません。
『口のきき方』(梶原しげる・著)には、ちょっとした会話のコツ、巷にはびこる奇妙で耳障りな言葉についての分析、有名人たちの言葉のファインプレー等、「しゃべる日本語」についての話題が詰まっています。
掲載:2003年9月25日
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