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今夜も、そっと語りかけてくるあの声――200万人が聴いている人気番組の舞台裏。

眠れぬ夜のラジオ深夜便

宇田川清江/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2004/04/20

読み仮名 ネムレヌヨルノラジオシンヤビン
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 207ページ
ISBN 978-4-10-610064-2
C-CODE 0276
整理番号 64
ジャンル エッセー・随筆、演劇・舞台、落語・寄席・演芸
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/07/27

毎晩、二百万人もが聴いているという人気番組、その舞台裏をアンカーが明かします。意外な始まりの経緯、手探りで作ったスタート当初の思い出、毎回超満員となる「集い」のウラ話、まるで深い海の底にいるようなスタジオの雰囲気、ちょっとした言葉遣いの難しさ、あるいはなぜ高齢者に受けるのかの秘密も……。番組のファンはもちろんのこと、聴いたことのない人も思わず引き込まれる「マイクの向こう側」。

著者プロフィール

宇田川清江 ウダガワ・キヨエ

1935(昭和10)年東京生まれ。NHK「ラジオ深夜便」アンカー。1957年にNHK入局。「立体音楽堂」「生活の知恵」等のキャスターを担当する。1964年退局、フリーとなってTBS、テレビ朝日、FM東京などで活躍。1990年の「深夜便」放送開始よりアンカーを務める。

目次

はじめに
第一章 ことはじめ
正月のショック
銀河鉄道のように――始まりの経緯
「わたしの深夜便」スタート
思い出の「ラジオ深夜便の集い」
第二章 時刻を追って―─十一時台と零時台
番組開始、でも挨拶はむずかしい……
思い入れたっぷりに『待ち合わせは映画館で』
『ラジオ歳時記』俳句は俳苦
西田善夫アナとのかけあい『スポーツ見どころ聞きどころ』
遠藤ふき子さんとの不思議な縁
『「納豆」今日の動き』
第三章 演芸大好き! 午前一時台――演芸特選
都家歌六師の『芸能博物館』
江戸っ子は「腹」、内海桂子さん
第四章 聴取者からの手紙 「広がる無限の世界」
『田奈の森』
鳥がとり持つ縁、世界で最も高いソプラニスタ
『花ごよみ』
鉄道唱歌の不思議
『閃光一閃――被爆者の自分史』
『撫子』――疎開先の子供への手紙
『あゝそれなのに』 美ち奴さん逝く
定年後の暮らし方
第五章 十年ひと昔の「時の流れ」
スタジオ、今昔
そしてアンカーも今昔
「最後のことば」あとがきに代えて

蘊蓄倉庫

昭和天皇の病状報道が意外な反響を……

 昨年のNHK放送文化研究所の視聴率調査によると、一晩に「ラジオ深夜便」を五分以上聞いている人の数は約二百二十万にも上るのだとか。夜中十一時過ぎから早朝五時までに、毎夜、これだけの方々が、この深夜の放送に耳を傾けていることになります。
 いったい、その人気の秘訣は何なのでしょうか。
 そもそも「ラジオ深夜便」が始まったきっかけは、昭和天皇の病状報道でした。当時、ラジオの深夜放送といえば、民放の若者向け番組ばかり。それが一晩中静かな音楽を流したところ、予想外に好評だったのです。眠れなかったり、未明に目が覚めてしまったりする高齢者が多く、大人向けのゆったりとした調子の番組が求められていたからでした。
 著者の宇田川さんは言います「忙しくなくゆっくりという姿勢は、当初からずっと貫いてきました。まるでタイムスリップしたみたいとよく言われてしまうんですが……」。
 電波にはのらない「マイクの向こう側」を、本書でたっぷりと紹介します。

掲載:2004年4月23日

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