まえがき
第一章 晴らすことのできない濡れ衣
すわ、殺人事件発生
損害賠償請求訴訟提起さる
俺はやってない!
あなたならどうする?
そんなバカな!
濡れ衣の原因
第二章 判決理由とは何か?
話題にすること自体に意義がある
理由とは何か?
理由の始まりと終わり
法律に基づく裁判
判決理由の定義
必要なのは一貫性
理由の強制
狭い裁量権
理由欄には理由のみを記載すべし
書式例で確認する
理由欄の記載の意味
理由欄は評価の対象
第一章の設例で考える
饒舌禍の一例
本書のテーマ
テーマの普遍性
第三章 饒舌禍の実例
無数の実例
ロス疑惑(実例1)
中国人の強制連行(実例2)
花岡事件
戦後補償訴訟
悪魔ちゃん(実例3)
岩手靖国訴訟(実例4)
代筆郵便投票訴訟(実例5)
朝日訴訟(実例6)
ロッキード事件丸紅ルート(実例7)
微罪での勾留(実例8)
制度の不備指摘(実例9)
白鳥事件(実例10)
第四章 蛇足の弊害
1 当事者のマイナス
蛇足で負けた者の不服
蛇足の判断はしないのが前提
判断の価値
訴訟指揮の失敗
最高裁でも同じ
攻撃防御の負担増
当事者になったときの負担の内訳
司法離れを招く
判決の遅延
被告の応訴の煩わしさ
早く引導を渡すべし
司法による人権侵害
2 裁判所のマイナス
裁判事務の増大
他の事件の遅延
蛇足をあてにする訴訟の誘発
法廷が目的化する
裁判所の政治化
訴訟指揮の困難
裁判所の気の緩み
要部の雲隠れ
裁判所の威信の喪失
3 国家全体のマイナス
無駄な公務の禁止
蛇足の無駄
財政難の後押し
三権分立
立法と司法
司法の民主的コントロール
司法の領分
蛇足と民主主義
理由欄における政治活動
蛇足の判例視
憲法訴訟の終審
砂上の楼閣
法理論の力
統治機構の破壊
司法改革の前提
4 社会全体のマイナス
証人の負担
裁判員の不利益
判決の波及効
倒錯の世界
裁判官の評価
司法権の国民生活への介入
第五章 打開策はあるか
1 裁判所内で
裁判官の意識改革
理由とは何か・再考
積極策による自滅
上命下服でない改革
国家千年の計
司法行政の対応
2 法曹全体での打開策
蛇足慣れを改める
法曹養成制度の改革
3 学者の新課題
蛇足を無視すること
判例を見直すこと
4 マスコミの責任
マスコミの位置付け
知的水準のバロメーター
5 大切な国民による監視
新聞記事による練習
主権者による司法権の監視