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「ことばの生活習慣病患者」が急増中!

そんな言い方ないだろう

梶原しげる/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2005/04/20

読み仮名 ソンナイイカタナイダロウ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610116-8
C-CODE 0281
整理番号 116
ジャンル 言語学、政治・社会、常識・マナー
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2011/10/28

妙に人をイライラさせたり、何とも言えない徒労感を与えたりする。そんな「ことばの生活習慣病」患者がこの世にはあふれています。いや、もしかするとあなたも感染しているかも……。言い間違い、読み間違い、「間違っちゃいないけど何だかムカつく」物言い等々、気になるしゃべりをすべてチェック。政治家、IT長者からバカ大学生まで一刀両断。さらに「ABO型別口のきき方」も本邦初公開!

著者プロフィール

梶原しげる カジワラ・シゲル

1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、1992年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員。著書に『口のきき方』『すべらない敬語』『即答するバカ』など。

目次

まえがき
第1話 「ことばの生活習慣病」にご用心
「バカな物言い」か「バカが物言う」か
よね
私自身
大袈裟な物言い
いいですよ
ちょっといいですか
それだけ?
だからー
第2話 ため口は許されるのか
ため口問題を考える
嬉しいため口
不快な平仮名
気になる「い」と「え」の間
広がる若者言葉
気をつけたい重複
第3話 言い間違いをどうする?
イチヤ報いる
フウサ精神
モリバの危険
小豆はショウズ?
NHKを褒めてみる
檄と激
NHKに感心する
第4話 そんな呼び方ないだろう
相手を何と呼ぶのか
社長さん
お母さん
お嬢さん
運転手さん
「北朝鮮」は蔑称か
「きんしょうにち」が消えた
容疑者かタレントか
振り込め詐欺
「買春」問題
「認知症」問題
第5話 言ってはいけない
立場がわかっていない
立場にない
たかが問題
小泉首相恐るべし
「は」と「が」問題
しゃべらない力
第6話 敬語のチカラ
黒田さんの敬語力
敬語の基本七原則
槍玉にあげられる敬語
マニュアル敬語
なります問題
「よろしかったでしょうか」は北海道産?
「大丈夫」
おそろいでしょうか
「いらっしゃいませこんばんわぁー」攻撃
嬉しいマニュアル
第7話 しゃべる筋肉
老害だけが問題か
松坂投手の正論
アスリートの反抗期
名言連発のオリンピック
トンチンカンな質問
清原選手の更生
第8話 ABO型別「口のきき方」
血液型は信用できるか
血液型を利用してみる
A型タイプの口のきき方
A型タイプのデート
A型タイプの注意点
O型タイプの口のきき方
O型タイプの先輩
O型タイプの注意点
B型タイプの口のきき方
B型タイプの同僚
B型タイプの注意点
AB型タイプの口のきき方
AB型タイプの注意点
第9話 気まずさからの脱出
雑談力
雑談の鉄則
雑談の名人たち
三島由紀夫の雑談力
たとえるチカラ
わかった気にさせる
あがり防止のコツ
おしまいの話 話したくないこと
津波と正月気分
突然のご指名
あとがき

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担当編集者のひとこと

ABO型別「口のきき方」のススメ

 私は血液型占いを信用していません。ましてや血液型で運勢を占うなんて、そんなバカな、と思っております。ですから、梶原しげるさんから「血液型を利用した口のきき方の分類を考えている」と聞いたときには、思わず「それはインチキくさいですね」と言ったくらいです。
 しかし、詳しく話を聞いて納得しました。梶原さんいうところの「血液型別」とは、何もA型の人イコールA型の性格、というふうに固定して考えるのではなく、あくまでも「性格の分類」として、一般に定着した血液型別のタイプ分けを利用しよう、というものだったのです。 たとえB型でも、「俺はAB型タイプだ」と思えばそれでよし。『そんな言い方ないだろう』で公開されている「ABO型別口のきき方」は、要は口のきき方を分類する道具として血液型を使っているのです。
 こういう分類、結構自分や周囲の人の分類に役立ちます。これがかなり面白いのです。ここで私の周囲の人を分類しても仕方が無いので、最近話題になった「ライブドアVS.フジテレビ」登場人物をABO型でわけてみます。
 堀江社長は、B型でしょう。同書によれば「自由奔放で世間の常識や評判に囚われない、ユニークでウイットに富んだしゃべり」ですが、「根本的には『自分大好き』な話にたどり着き、他者への配慮を忘れてしまうため、他人を傷つけていることに気がつきません」とあります。梶原さんは、こういう人は、たまには「ラジオ深夜便」でも聴いて、他人の人生にしみじみと思いを馳せるべし、と書いています。
 その堀江氏と対立していたフジテレビ関係者はさておき、途中参戦の北尾氏。この人は典型的なO型でしょう。「突然の指名にも動じることなく堂々と自信を持って笑顔で話し始め」「明るくおおらかで屈託の無い、しかもパワフルな語り口」が特徴です。
 もちろん、「本家」の血液型占いとは別物ですから、一人の人が永久不変の型を持ちつづけるわけではありません。成長によって、また場面によって同じ人でも型が変わることもあります。現に例の「B型」社長も、フジテレビとの和解記者会見では、かなりA型っぽい口のきき方をしていました。

2005年4月刊より

2005/04/20

蘊蓄倉庫

小豆はショウズ?

 あるとき、NHKの鈴木健二アナウンサー(当時)が、「小豆」を「ショウズ」と読んだところ、「間違っている!」と多数抗議が視聴者から寄せられたそうです。もちろん「小豆」は「アズキ」ですが、そんなことを名アナウンサーの鈴木さんが知らないはずはありません。実は鈴木さんは間違えていたのではなく、「ショウズ」と読むのが正解という場合があるのです。どんな場合かは、『そんな言い方ないだろう』の中の「言い間違いをどうする?」の項をお読みください。
掲載:2005年4月25日

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