モシモヨシツネニケータイガアッタナラ
もしも義経にケータイがあったなら


鈴木輝一郎

義経ってバカ? 現代の経営・人事理論から読み解く悲劇の英雄、失脚の道筋。

英雄・義経はどうして転落したのか――。義経は、鎌倉から動かない総大将・頼朝の承認も得ず、独断即決で行動することが多かった。組織において、上司への詳細な報告、迅速な連絡、緻密な相談は不可欠である。それは時代を問わない。もしも、義経に携帯電話があったなら、もしも、義経が社内根回しの大切さを知っていたら、もしも、始末書の書き方を知っていたら……。現代の経営・人事理論で読み解く義経失脚の謎。

発行形態 : 新潮新書
判型 : 新潮新書
頁数 : 190ページ
ISBN : 978-4-10-610124-3
C-CODE : 0221
整理番号 : 124
ジャンル : 歴史
日本史
発売日 : 2005/06/20

立ち読み
立ち読み

書評
書評/対談


714円(定価) 購入

プロフィール 目次 感想を送る

鈴木輝一郎
スズキ・キイチロウ

1960(昭和35)年岐阜県生まれ。日本大学経済学部卒業。作家。『めんどうみてあげるね』で日本推理作家協会賞受賞。著書に『国書偽造』『はぐれ五右衛門』『美男忠臣蔵』『片桐且元』『何がなんでも作家になりたい!』『中年宮本武蔵』『家族同時多発介護』『巴御前』など多数。

小説家鈴木輝一郎公式サイト
まえがき
第一章 旧体制平清盛─強大さの構築と維持の秘訣
1 平清盛の分断戦略・独占戦略・そして自己改革
2 なぜ頼朝、義経らは殺されなかったのか─巨大独占企業の自主的自衛策
3 史実以前の義経・苦労人好きの国民性
第二章 同族企業源氏一門の成長・頼朝の戦略・義経の戦術
1 もしも以仁王にファックスがあったなら─源氏蜂起から京都占拠まで
●すべては以仁王からはじまった
●もしも木曾義仲にトラックがあったなら
●もしも義仲がマクレガー(X理論・Y理論)を知っていたなら
2 頼朝のマネジメント─敵を知ることと自分を知ること
●雌伏期の頼朝─敵の弱点と己の弱点を知ること
●頼朝のランチェスター戦略とコンプライアンス
●頼朝の人事管理─創業期には開拓者を、安定期には管理者を
3 義経の創業期開拓戦術
●正攻法を学ばねば奇策も生まれない─対 木曾義仲戦
●ギャンブラー将軍義経─創業期にはハイリスク&ハイリターンを
第三章 義経の失脚─同族企業から大企業への転換期を知れ
1 『ホウレンソウ』は組織人の基本─義経最初の失脚
●義経を語る史書たち
●人事音痴義経の発端─一ノ谷合戦後の独断任官
2 勢いあまって詰めまであまい─屋島合戦の強引
●社内営業名人 梶原景時
●ギャンブル大帝義経 対 社内営業名人梶原景時
●永遠の少年源義経─巨大企業の自覚のないままの壇ノ浦
3 壇ノ浦合戦後─社内営業敗北者義経
●「バクチ打ちは他人には面白く身内には迷惑」の原則─梶原景時の讒訴
●確定人事はくつがえらない─あまえんぼう将軍義経
●左遷人事は追い込みすぎるな・会社の力を自力と間違えるな─頼朝・義経のミス
第四章 勝者頼朝の安定戦略・敗者義経の敗北の美学
1 勝利者頼朝の恐怖と孤独
2 敗北者義経の人気─敗者の美学
義経関連地図

新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

鈴木輝一郎 登録


日本史 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る