ホーム > 書籍詳細:好かれる方法―戦略的PRの発想―

自民党の大勝、キシリトールの普及、タマちゃん騒動等々に携わった、PR会社のトップが伝える好感度を上げる知恵と危機管理のノウハウ。ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できるヒントと示唆に満ちた一冊!

好かれる方法―戦略的PRの発想―

矢島尚/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2006/09/19

読み仮名 スカレルホウホウセンリャクテキピーアールノハッソウ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610184-7
C-CODE 0234
整理番号 184
ジャンル マーケティング・セールス
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/08/31

「真意が伝わらない」「好感度が低い」「知名度が上がらない」……多くの企業や個人が抱えるこれらの問題は、相手に原因があるわけではありません。必要なのは、自分から情報を戦略的に発信する「PR」の技術なのです。自民党、キシリトール、タマちゃん等々、様々なブーム、騒動に携わったPR会社のトップが伝える戦略的PRの発想法。ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できる知恵が詰まっています。

著者プロフィール

矢島尚 ヤジマ・ヒサシ

1943(昭和18)年東京生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科、同大学新聞研究所卒。PR会社勤務を経て独立。1970年に(株)プラップジャパンを設立し、代表取締役社長に就任し現在に至る。2005年同社をジャスダック証券取引所に上場。著書に『PR会社の時代』。

目次

はじめに
第1章 「関係を良くする」という仕事
PR=宣伝ではない/PRとは関係の向上/ショッピングセンターの誕生/地域との関係を良くする/行政も巻き込む/環境が整えば人は集まる/役場を店内に作る/フリーペーパーの配布/PRとの出会い/中心はパブリシティ/高速道路の走り方
第2章 広告とPRはまったく別物
政府に働きかけるPR/社員とのコミュニケーション/内部告発のシステム/広告代理店とPR会社の違い/メインは記者相手/記者会見のセッティング/記事は信頼度が高い/パブリシティは一回きり/記事は操作できない/映画、出版はパブリシティの先駆者/PRは「私を愛してください」
第3章 戦略的PRの威力
ケース(1) 名門ブランドの復活(ヴィダルサスーン)
定番商品を盛り返す/ショールーム開設/キー・メッセージ/メッセージは絞る/ニュース・バリューの選別/カフェのオープン/露出目標の設定/効果の算定
ケース(2) PRにしか出来ないこと(低用量ピル、キシリトール)
ピルの普及/「副効用」を訴える/ビジュアルをキー・メッセージに/勉強会も主催/高まった認知度/キシリトールの普及/研究会の効用/希少病の啓発
ケース(3) 新しい魅力を見出す(シーガイア、六本木ヒルズ)
「負の遺産」の魅力/女性の視点、男性の視点/ターゲットを決める/メディアの選定/インフルエンサー/新しいブランドの誕生/「街」のブランディング
ケース(4) 突発事態に対応する(タマちゃん)
スピード勝負だった「タマちゃん」/強みと弱みを知る/アクセス数が激増
まとめとして~戦略の進め方
流れを考える/きめ細やかな対応を
第4章 危機管理のエッセンス
クライシス=危機ではない/リスク・マネージメントとは何か/もっとも許されないのは「嘘」/メディアの本質は妬み/耳障りなフレーズ/手ごわい質問への対処法/会見を活用する/トレーニングの重要性/会見場のセッティングも大切/急増するクライシス・マネージメントのニーズ/ジレンマに悩むことも
第5章 政党、国家の発信力
民主党の敗因/ホワイトハウスの報道官/中国での危機管理/中国の特殊性/日本をPRするために
おわりに

担当編集者のひとこと

キシリトールからタマちゃんまで

 あっという間に定着してしまう言葉というものがあります。最近だと、「ミクシィ」がそうかもしれません。それまでももちろん多くの人が知っていたわけですが、上場を機に一気にメディアへの露出が増えました。
 今では知らない人がいない会社、ライブドアも一昨年のプロ野球団買収騒動以前には、さほど有名ではなかったはずです。
 キシリトールという甘味料の名前も、一気に有名になった言葉でしょう。詳しくは知らなくても、多くの人が「歯にいいガムに入っているやつ」くらいの知識はあるはずです。
『好かれる方法』の著者が社長を務めるプラップジャパン社は、このキシリトールの普及に一役を買ったPR会社です。同社の仕事は多岐に及んでおり、時には自民党の選挙戦に、またある時はアザラシのタマちゃんブームに関わっているという具合です。さらには不祥事を起した企業の危機管理を手伝うということもあるそうです。
 知名度や好感度を上げたい、不祥事を上手に切り抜けたい、といったニーズがあるのは企業に限ったことではありません。会社内でも、場合によっては家庭内でもそういう局面があるはずです。具体的に家庭内でどのような場合にそのニーズが生じるかはここでは省きます。
 ともあれ、すべての人にとって必要な「好かれる方法」に関する知恵がこの本には詰まっています。

2006/09/19

蘊蓄倉庫

記者会見のノイズ

『好かれる方法』の著者が社長を務めるPR会社では危機管理に関するトレーニングを行っています。不祥事などで謝罪記者会見をする際には、企業側の会見者は服装にも気を遣わねばなりません。そうしたファッションへのアドバイスも行っています。妙に目立つ格好、無駄に高そうなスーツなどは避けたほうがいいようです。見落とされがちなのは、「カフス」。会見中、音がカチャカチャうるさいために、テレビやラジオのような音声を収録するメディアの取材陣の不興を買うからです。

掲載:2006年9月25日

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