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速く走れば日本が変わる。

日本人の足を速くする

為末大/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2007/05/17

読み仮名 ニホンジンノアシヲハヤクスル
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610213-4
C-CODE 0275
整理番号 213
ジャンル スポーツ
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2010/09/03

たとえ筋力や体格で劣っていても、日本人に合ったトレーニング法と正しい身体の動かし方をマスターすれば、世界と戦える。足は「技術」で速くなる――。400mハードルでメダリストとなった“侍ハードラー”が、試行錯誤の末に到達した「走る極意」とは何か。また、大舞台で勝つための集中力の高め方、精緻に計算されたレース攻略法とは。陸上競技の見方が一変する、日本人のための知的陸上読本。

著者プロフィール

為末大 タメスエ・ダイ

1978(昭和53)年広島県生まれ。プロ陸上選手。APF所属。法政大学卒。中高時代に短距離選手として活躍した後、大学から400mハードルに専念。2001年と2005年の世界選手権では銅メダルを獲得した。47秒89の日本記録保持者。

@nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」 (外部リンク)

目次

序章 なぜ日本人は足が遅いのか
カール・ルイスになりたい/初めての敗北/侍ハードラー誕生/日本人の限界と可能性/日本人はあと0.3秒速くなる
第一章 だれでも足は速くなる
速くなればスポーツが変わる/コケそうになる感じが大切/サイドブレーキの解除/極意への到達/人間版ディープインパクト/日本人は「脳」で走る/スタートから飛ばす真相/カール・ルイスの強さの秘密/伊東浩司の“お辞儀走法”/末續慎吾に受け継がれる前傾姿勢
第二章 速くなるトレーニング
上り坂より下り坂/剣道と相撲で速くなる/一本の棒になる/王貞治の究極トレーニング/トイレでできる特訓/猫背の人は速い/「アゴを上げるな」はホント?/新庄の体型、イチローの走法/中田英寿が倒れなかったワケ/目標は「ロナウジーニョの下っ腹」/創り出すトレーニングへ
第三章 勝てない人と勝てる人
速い人が勝てるとは限らない/「平常心」は無理難題/主役はいつも自分自身/テンションの貯金/リスクを覚悟して攻める/レース中は脳を使わない/勝負ごとに“謙遜”は不要/勝てるメンタリティ/アフリカンでもチキンはチキン/まず動いてから考える
第四章 ハードルの上で休む
ハードルへの直感/ハードルは日本人向き/『炎のランナー』のハードラー/日本のビック3/元祖“侍ハードラー”/王道100mへの未練/専任コーチ不在の理由/「速く」ではなく「滑らかに」/“チーター走法”から“ハイハイ走法”まで/“ハードルなぎ倒し男”への共感
第五章 13歩を究める
“失速型”のレース戦術/利き足と支え足/カーブの5台が勝負を決める/1台目は必ずトップで/センスが表れる“危機管理”/生涯唯一の転倒は9台目/400mを300mに/五輪の教訓/練習を休む勇気/ピーキングは陸上競技の最重要ファクター/北島康介と同じ地で高地トレに挑戦
第六章 銅から金へ
ハードル封印3つの狙い/200mのタイムを0.26秒短縮/心身のリセットに成功/自信があったエドモントン/銅メダルの翌日にグランプリ出発/「獲れてしまった」銅メダル/スランプの理由/一発では終わらない一発屋/ヘルシンキ直前の「超回復」/バックストレートの“神風”/涙のウイニングラン/本気で狙う金メダル
第七章 もっと陸上を!
ビル清掃マンからベンツ生活へ/メダリストになると待遇が違う/二人の支援者との出会い/経済的対価と社会的評価/「陸上」の新しいネーミングを/欧州の名物競技場/プロ陸上選手の恍惚と憂鬱/目指すは「論理的なエンターテイナー」/大阪で、北京で「金」を!

まとめテーマでくくる 本選びのヒント

担当編集者のひとこと

百年後のプロフィール

 1月下旬、著者の為末大さんとの取材を兼ねた食事の席で、編集長が尋ねました。
「為末さんの夢って何ですか? やっぱり金メダルですか?」
 すると、為末さんは笑顔を見せながらも、大まじめにこう言いました。
「金メダルはもちろんなんですけど、最終的には日本人の足を速くしたいんですよ」
 この発言が本書のタイトルの由来です。
 この為末さんの言葉を聞いたときは、正直「本気かよ?」と思ったのも事実ですが、話を聞くうち、それが決して冗談でも机上の空論でもなく、彼の経験と知識に基づいた自信の表れであると確信するにいたりました(ちなみに、私も“為末トレーニング”で飛躍的に足が速くなった一人です)。 本書では、レースを戦う上での肉体的、精神的、そして技術的奥義をわかりやすく明かしています。これは自らの手の内を相手に教えているようなもので、本来現役プロアスリートであれば、絶対にやらないこと。それなのに、なぜそんなことを綴ったのかと言えば、まさに日本人の足を速くしたいが為なのです。
 多くの日本人が抱いている「足の速さは先天的なもの。遅い人はずっと遅い」という誤解を解き、まずは「日本人に合った走り方やトレーニングをすれば、劇的に足が速くなる」と意識革命を起こしてもらいたい。そして、日本のスポーツ界全体を大きく進歩させたい――。為末さんの願いはここにあるのです。
 百年後の人名辞典には、「為末大:1978年、広島県生まれ。陸上短距離で日本人として初めて金メダルを獲得したプロ陸上選手。現役引退後は“日本人の足を速くした男”と呼ばれる。……」と記されることでしょう。

2007/05/25

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