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教室を蝕むスクールカーストとは何か?

いじめの構造

森口朗/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2007/06/18

読み仮名 イジメノコウゾウ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610219-6
C-CODE 0237
整理番号 219
ジャンル 教育学
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/03/30

なぜ、いじめは起こるのか。いじめっ子といじめられっ子の境界には何があるのか。大人の目を狡猾に避けて隠蔽されるいじめは、理想論ばかりの「今時のいじめ」論からは絶対に理解できないし、解決もできない。「いじめの根絶は不可能」という現実を明確に直視した上で、いじめのメカニズムを明らかにし、具体的にどう対処すればよいのか、わかりやすく提示する。

著者プロフィール

森口朗 モリグチ・アキラ

1960(昭和35)年大阪府生まれ。教育評論家。東京都職員。中央大学法学部卒業。佛教大学修士課程(通信)教育学研究科修了。1995年~2005年まで、都内公立学校に出向経験がある。著書に『戦後教育で失われたもの』『授業の復権』『いじめの構造』など。

目次

はじめに
第一章 低レベルな「いじめ論」を排除せよ
教育史に残る不道徳提言
優しいだけでは何も変わらない
第二章 スクールカーストで「いじめ」を把握する
今のいじめと昔のいじめは違うのか
いじめを理解するための理念型分類
自己主張力と共感力と同調力がスクールカーストを左右する
よりリアルなモデルによるいじめの解明
子ども達は何故見て見ぬふりをするのか
被害者の言い分としての「今時のいじめ」論
いじめられることでスクールカーストは下がる
第三章 「いじめ」の発生メカニズムとは
はじめに加害者がいる
「いじめの発生メカニズムモデル」の必要性
加害者の癒しとしてのいじめ
非合理な欲求と合理的な現実認識
被害者原因論というタブーへの挑戦
いじめのメリット・デメリット分析
ゲーム理論による被害者・加害者以外の者の行動分析
引き金を引くのは何か
第四章 かくして「いじめ」は隠蔽される
数値目標の落とし穴
いじめ発生統計はでたらめ統計
教師は何故いじめに鈍感なのか
学校の中にあるもうひとつの「いじめ」
危機対処能力なき学校管理職
第五章 暴言よりひどい、「いじめ妄言」を正す
妄言一「見て見ぬふりをする者も加害者」
妄言二「いじめは加害者が一〇〇%悪い。被害者には何の問題もない」
妄言三「いじめっ子も被害者です」
妄言四「いじめなければいじめられる」
妄言五「心やさしい子がいじめられる」
妄言六「出席停止は最後の手段である」
妄言七「出席停止は対症療法に過ぎず、本質的な解決にはならない」
妄言八「管理教育・受験偏重教育がいじめを生む」
妄言九「いじめる奴はいじめる。いじめられる側が強くなるしかない」
妄言一〇「いじめを根絶しなければなりません」
何故妄言がまかり通るのか
いじめの現実に立ち向かう責務
第六章 規範の内面化と「いじめ免疫」
いじめが問題なのではない
犯罪を犯罪として扱う
「ダブルスタンダード」社会の崩壊
統計上のいじめと対策対象としてのいじめを峻別せよ
毅然とするとはどういうことか
学校と警察の連携を阻むもの
いじめ対策を考える時に「人権」という言葉を使うな
「規範の内面化」と「いじめ免疫の獲得」
いじめ予防には価値観の押し付けが不可欠である
いじめ対策に有効なものはなんでも使う
諦観と貪欲が学びの場を取り戻す
おわりに

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