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現代人には、無知である自由、無知である権利はない。中教審会長が問う教育の本質。

文明としての教育

山崎正和/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2007/12/17

読み仮名 ブンメイトシテノキョウイク
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 207ページ
ISBN 978-4-10-610241-7
C-CODE 0237
整理番号 241
ジャンル 教育学
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/03/30

国語教育こそ「愛国教育」である。倫理の領域に踏み込む「道徳教育」は教室になじまない。学校に過剰なサービスを期待してはならない。……西洋は古代ギリシャから近代アメリカまで、日本は鎌倉時代から明治時代まで、東西の教育史をつぶさに検証。文明と教育との深い関わりを鮮やかに解き明かした上で、明日の日本のため、さまざまな提言を大胆に行う。中央教育審議会会長による画期的な教育論。

著者プロフィール

山崎正和 ヤマザキ・マサカズ

1934(昭和9)年京都府生まれ。劇作家、評論家。中央教育審議会会長。文化功労者。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程修了。関西大学教授、大阪大学教授、東亜大学学長等を歴任。著書に『世阿弥』『鴎外 闘う家長』『社交する人間』『装飾とデザイン』等。

目次

序章 荒廃のなかの教室
――私に「教育の原風景」を与えた敗戦後の満州。
第一章 学校教育はなぜ必要なのか
――現実は「経験」によっては学べない。
第二章 文明とともに
――文明と教育は武力にまさる。
第三章 古代ギリシャから中世へ
――教育に見るヨーロッパ文明――多様の統一。
第四章 ルネサンスからの歩み
――国民国家と義務教育へ。
第五章 鎌倉、室町、そして江戸
――日本の文明は、アジアでなく、じつはヨーロッパと共通している。
第六章 近代国家の成立に伴って
――世界文明の統一の趨勢のもとで。
第七章 統治とサービス
――現代の教育機関は社会から過剰にサービスを求められてはいないか。
第八章 国語、道徳、歴史
――内面的な倫理意識に踏み込む「道徳教育」は教室になじまない。
終章 明日に向けて
――教育の限界を認め、「驕りなき教育」をめざさなければならない。
あとがき

蘊蓄倉庫

「若衆宿」は世界共通

 人間の生涯を学習の過程とする考え方、つまり「生涯学習」という考え方は古くからありました。プラトンの五段階説、孔子の六段階説、世阿弥の三段階説などはその代表的なものです。人類史を眺めてみると、人生の刻み目のなかでもっとも重視されたのは、子供と成人の区切りでした。区切りを祝ったり、試練を課す儀式は多くの国にも見られるもので、これが「通過儀礼」(イニシエーション)と呼ばれるものです。日本における「若衆宿」はこれにあたります。

掲載:2007年12月25日

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