まえがき
I 野望と野合の10年――結成前夜から小沢時代まで
「旧・新・現」の3期に分かれる/細川政権の誕生/武村と小沢の対立/孤立する「さきがけ」/自民分断工作/小沢の羽田降ろし/世紀の野合/旧民主党への胎動/社民を嫌った鳩山兄弟/「丸ごと合流」したい/菅を奪い合う/旧民主党の発足/生みの親は小沢か/新進党の解党宣言/新たな民主党へ/核分裂が核融合に/調整役は細川/羽田をどうするか/新民主の多彩(?)な顔ぶれ/参議院で与野党逆転/自自公連立、成る/菅に迫る包囲網/初の「鳩菅」対決/加藤の乱に「乾杯」/小泉ブーム始まる/「代表専権」にブーイング/5人の離党/小沢が伸ばした手/「年増芸者」に乗せられて/民由合併で完成形/「年金未納」が襲う/思わぬ形で岡田体制/誰も小泉に勝てない/前原新体制/遂に小沢が党首に/自滅した政権/トドメは年金台風/代表の口から「大連立」
II なぜ代表がすぐクビになるのか――代表交代劇と人事抗争
コロコロ変わる代表〔代表選の歴史(96年~08年)〕/「看板」に頼るから
III 「5勝1敗2分」の通信簿――選挙
ほぼ順調に拡大してきた/「市民が主役の民主党」(96年)/「私は変えたい。」(98年)/「奪る。」(00年)/「日本は、政権交代でしか、変わらない。」(01年)/「日本の選択。」(03年)/「まっすぐに、ひたむきに。」(04年)/「日本を、あきらめない。」(05年)/「国民の生活が第一。」(07年)
IV 「寄り合い所帯」を解剖する――主要人物・グループ図鑑
幹部は政党変遷者/保守系ルーツが最多/変遷パターンは25通り/遍歴も開示しては/派閥でなくグループ制/小沢グループ(衆議院のみ一新会)/菅グループ(国のかたち研究会)/鳩山グループ(政権交代を実現する会)/旧社会党グループ(新政局懇談会)/羽田グループ(政権戦略研究会)/前原グループ(凌雲会)/野田グループ(花斉会)/旧民社党グループ(民社協会)/「放し飼い」の面々
V バックにいるのは誰か――機構・地方組織・資金力
党本部は借家住まい/機構は複雑/「必ず文句が出る」風土/党で異なる事務局力/9つのセクション/総支部は全国552/3種類の県連組織/増える党員、サポーター/「都市型政党」の裏の顔/無党派頼みになる理由/資金の96%は税金
VI あらためて理念と政策を検証する――公約・マニフェスト
80%を共有している?/「先送り」が基本政策に/「マニフェスト」の変遷/政策の変遷(税制、憲法、社会保障、外交・安全保障)/望まれるのは統一性