ホーム > 書籍詳細:おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く―

男の乳首は必要なのか? 双子はなぜ出来るのか? 食べる口としゃべる口はなぜ同じなのか? カラダは不思議の宝庫だ。

おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く―

武村政春/著

734円(税込)

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発売日:2010/02/17

読み仮名 オヘソハナゼイッショウキエナイカジンタイノナゾヲトク
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 190ページ
ISBN 978-4-10-610352-0
C-CODE 0245
整理番号 352
ジャンル 科学
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2012/05/25

人体は謎に満ちている。生まれたあとは不要な「おへそ」がなぜ消えずにお腹の真ん中に残っているのか? 食べる口と呼吸する口はなぜ同じになったのか? なぜ人の赤血球には核がないのか? 男に乳首は必要なのか? 生物学者が「複製」をキーワードに、人体の巨大な謎から瑣末な疑問にまで次々切り込む。最先端生物科学と大胆な仮説とユーモアが絶妙に結合したサイエンス読み物。そう、人体は謎だらけだから面白いのだ。

著者プロフィール

武村政春 タケムラ・マサハル

1969(昭和44)年三重県津市生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。東京理科大学大学院科学教育研究科准教授。専門は分子生物学、生物教育、複製論。著書に『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』『脱DNA宣言』『DNAの複製と変容』など。

目次

まえがき――男の乳首は必要か
第1章 食べる口としゃべる口はなぜ別ではないのか
ビールを飲む快感、のどの解剖学、肺のある魚、そして複製による多様性の話
第2章 年をとるとなぜ傷が治りにくくなるのか
不老不死の伝説、老化の正体、DNA複製のミス、そしてテロメアの話
第3章 リ・ド・ヴォーはなぜ美味(うま)いのか
愛すべき胸腺、免疫細胞の士官学校、胸腺天ぷらの味、そして複製の停止の話
第4章 人の赤血球にはなぜ核がないのか
血液内の特攻兵、使い捨てされる赤血球、落ちていく核、そして不等複製の話
第5章 おへそはなぜ一生消えないのか
へその緒を持つ魚、割れアゴの理由、皮下脂肪とゴマ、そして舌盲孔の話
第6章 胎盤という器官はどう作られたか
胎児の部屋、ゲノム国会、レトロウイルス、そしてオリジナルのない複製の話
複製余話
鑑定に使われるDNAの話
二つの「核」をもつ細胞
せっかく複製したのにね
双子はなぜ出来る
体の表面はエキセントリック
ハゲる頭髪、伸びるヒゲ
あとがき

主要な参考文献

蘊蓄倉庫

細胞に核はつきものか

「一つの細胞の中には細胞核が一つある」というのが学校で習った常識です。ところが生物は一筋縄ではいきません。人体でいえば、肝細胞の25%は核を二つもつ「二核細胞」ですし、赤血球には核がありません。ちなみにカエルは赤血球に核を持っています。そのカエルには、おへそはないけれども、人体にはあります。『おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く―』には、こういう生物の面白い話が詰まっております。
掲載:2010年2月25日

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