ニンゲンカンケイ
人間関係


曽野綾子


この厄介なものにどう向き合うか。悩める人への全十四話。

「手広く」よりも「手狭に」生きる、心は過不足なくは伝わらない、誰からも人生を学ぶ哲学を……この世に棲むには、他人と世間、そして自分と向き合うための作法がある。自らの生い立ちと家族のこと、世間の風潮や日々のニュースにふれながら、凡庸でも「私らしい時間を生きる人生」とは何かを考える。恐ろしくもあり、魅力的でもある「人間関係」の基本とは――。

発行形態 : 新潮新書
判型 : 新潮新書
頁数 : 190ページ
ISBN : 978-4-10-610518-0
C-CODE : 0210
整理番号 : 518
ジャンル : 実用書
人生論・生き方
発売日 : 2013/04/17

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曽野綾子
ソノ・アヤコ

1931(昭和6)年、東京生れ。1954年聖心女子大学英文科卒業。同年発表の「遠来の客たち」が芥川賞候補となる。『太郎物語』『木枯しの庭』『天上の青』『アバノの再会』『二月三十日』などの小説の他、シリーズ「夜明けの新聞の匂い」などのエッセイも好評を博す。他に『アラブの格言』『老いの才覚』『風通しのいい生き方』など著書多数。1979年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受ける。1993(平成5)年日本藝術院賞・恩賜賞受賞。2003年に文化功労者。1995年12月から2005年6月まで日本財団会長。

第一話 「手広く」より「手狭に」生きる
視力障害という現実から/人生で盛大を望むかどうか/五十歳からの人間関係
第二話 噂話と正義はなぜ迷惑か
一市民であることの幸福/相手を陥れる気分の変形/正義を売りものにする姿勢
第三話 倫理観は情況によって現われる
市民的意識と狩猟民意識/自分の意識下に唖然とする/交感神経優位型の生きざま
第四話 心は過不足なくは伝わらない
他人が記憶する私の不思議/利害関係しか論じない幼稚さ/諦めは有効な解決法
第五話 物心両面の独立こそ最初の資格
金銭関係は友情を傷つける/利得と報恩の私的理想論/正当な労働報酬以外の金
第六話 誰も他者の運命に責任はもてない
人間同士の適当な距離/強盗事件で知った都会の流儀/故郷のために歌うか
第七話 人間の器量はどこに現われるか
アビリティとマテリアル/教養と自己のない悲劇/「わからない」と言える幸福
第八話 人は誰でも「心変わり」がある
長子相続という呪縛/多く働いた者が多く取る/「リア王」から身の上相談まで
第九話 要らないという人などいない
「親は要らない」か/「新しい罪などない」という答え/二億六千万分の一の強運
第十話 うまく行かない関係なら諦める
機能を代弁した関係/他者との付き合いは淡く/アウレリウスの八カ条
第十一話 世にはいろいろな親切の形がある
世界一格差のない社会/「知りません」という誠実さ/不正確でも教える優しさ
第十二話 会話は人間であることの測定器
「寅さん」に恐怖する/心理的荒野を彷徨う人々/現実も表現も千差万別
第十三話 痛みは決して分かち合えない
「愛は礼を失せず」/病気自慢がなぜ増える/愚痴を趣味にする人、若ぶる人
第十四話 誰からも人生を学ぶという哲学
成功者の法則/謙虚に外界を知ること/なりたい仕事、なりたい状態

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