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人は相手を0.5秒で判断している。112万部のベストセラー『人は見た目が9割』に続く第2弾!

やっぱり見た目が9割

竹内一郎/著

756円(税込)

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発売日:2013/07/13

読み仮名 ヤッパリミタメガキュウワリ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 207ページ
ISBN 978-4-10-610529-6
C-CODE 0211
整理番号 529
ジャンル 倫理学・道徳、心理学、教育・自己啓発、趣味・実用
定価 756円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2014/01/24

目が輝いている人と死んでいる人、オーラのある人とない人はどこが違うのか? 面接や人間関係で真に必要な能力は? 全ての鍵は「見た目(=非言語情報)」が握っていた! そう、私たちは、やっぱり「見た目」の虜なのだ。人は相手を〇・五秒で判断する生き物なのだから――ミリオンセラー『人は見た目が9割』から八年。あらゆるジャンルを題材に「非言語コミュニケーション」の本質、威力、面白さを論じた一冊。

著者プロフィール

竹内一郎 タケウチ・イチロウ

1956(昭和31)年福岡県久留米市生れ。劇作家・演出家。横浜国立大学卒。博士(比較社会文化、九州大学)。さいふうめい名義で『哲也 雀聖と呼ばれた男』の原案を担当。2006(平成18)年、『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『人は見た目が9割』『やっぱり見た目が9割』『ツキの波』など。

目次

序章 みんな「見た目」の虜である
人を見た目で判断していいのか/野生動物と市民の違い/野性の勘はいつも必要/第一印象は当たりやすい/「見た目」が関心の中心になってきた/美人、イケメンが必ずしも勝つわけではない
第1章 言葉は意外と無力である
言葉だけでは伝わらない/津波を「想定外」にした理由/教科書はなぜカラフルになった/「活字の世紀」から「テレビの世紀」へ/言語情報は「土台」/メールにも見た目の差あり/それぞれの得意分野/テレビや漫画で「馬鹿になる」のはなぜか
第2章 コミュニケーションは「受け身」から始まる
本当にわかっているか/伝道師になりきってみたら/コミュニケーション能力の二つの側面/デブとハゲの違いは/まずは「受信」から
第3章 日本人は「見た目」の達人だった
ハイコンテクスト社会とローコンテクスト社会/日本がハイコンテクスト社会になったわけ/アメリカの大学に演劇科が多いのはなぜか/パッシングの気くばり/ジャパニメーションが生まれた背景/ちばてつやの偉業/漫画と日本語は相性がいい
第4章 オーラのある人はどこが違うのか
美人だから華があるとは限らない/オーラはエネルギーか/オーラは「見た目のプロ」に宿る/オーラを消す人/七つの「見た目」分類/外見というメッセージ/異性に魅力的な体型/政治家は額を出す/黒は美しいか/衣服は人を変える/コスプレと「かわいい」/アクセサリーの功罪/見た目からイメージする性格特徴
第5章 「背筋を伸ばせ」の意味
姿勢の根本は背中/姿勢はときに勲章になる/つべこべ言わずに背筋を伸ばせ/エンブレム/癖に要注意/こんな癖は嫌だ
第6章 表情を意識していますか
嘘を見破れるか/表情のある会話、表情のない聞き手/本物の笑顔と営業用の笑顔/顔のストレッチ
第7章 目がダメな人はダメ
目力/瞳孔が開く/目が死んでいる人/目線の向け方/適度な目線を交わそう/まばたきを減らそう
第8章 美声ならいいってもんじゃない
合う声、合わない声/国営放送声/高い声は興奮を呼ぶ/だみ声の魅力/声をよくする方法/「間」の構造
第9章 距離感がおかしい
妙に近づいてくる人/適正距離は「野生動物」のなごり?/触覚の力/中年の手つなぎは是か非か/暑いところほどよく触る
終章 「見た目」に責任を取る
IQかEQか/ヒューズ中佐の笑顔/面接は一瞬で決まる

インタビュー/対談/エッセイ

波 2013年8月号より 橋下市長の前髪

竹内一郎

8年前に『人は見た目が9割』を出してから、私はマスコミ各社の求めに応じ、選挙のたびに立候補者の「見た目分析」を行ってきました。ここで言う「見た目」とは、顔の良し悪しではなく、彼らの声のトーン、話ぶり、表情、身振りなど、すべての「非言語情報」を指します。
各党とも、選挙前には公約やマニフェストを発表します。しかし、際立って素晴らしい政策を出せる政党はありません。こうなると、立候補者の資質をはかる物差しとして、「見た目」が重要になるわけです。
政治家の「見た目」を考える上で、このところずっと気になっていたのは、「日本維新の会」の橋下徹共同代表でした。
橋下氏は大阪府知事になったころ、さっそうとした若さが際立っており、強い支持を受けました。その若さを象徴していたのは、子供っぽく垂らした前髪。それは「まだ若造だが、その分伸びしろもある」というメッセージにもなっていました。
おそらく本人にもこだわりがあったのでしょう。記者に前髪を上げませんかと問われた際には、きっぱりと「上げません」と答えていました。意識的に「若さ」を売りにしていたのです。私の知る限り、彼が初めてきちんと額を出したのは、石原慎太郎氏の「太陽の党」と組んだ日です。
額を出した髪型は、昔ながらの大人の男のステレオタイプです。少々アナクロではありますが、政治の世界では必ずしも「清新さ」のみが売りになるわけではありません。政治家は、ある時点からは安定感や重厚さが求められます。
橋下氏は、大物である石原氏やその周辺に、子供扱いされないための演出が必要と考えて髪型を変えたのでしょう。
男性に限らず、女性も前髪を上げることで、「プロ」というメッセージを放てるようになります。飛行機の客室乗務員や高級ホテルのサービス係などが前髪をアップにしているのはそのためです。
プロ仕様の「見た目」になった途端に、橋下氏が起こしたのが従軍慰安婦関連の騒動でした。これまで見たことがなかった、彼の目が泳ぐ瞬間を頻繁に見かけるようになったのは、あの頃からです。目が泳いでは、彼のもう一つの売りである「強さ」はアピールできません。この原稿を書いているのは、参院選の公示日ですが、見た目上の二つの「売り」を失った彼の党は苦戦を強いられるだろう、と思っています。
「見た目」が重要なのは、政治家や芸能人に限りません。恋愛、就活、仕事、人間関係等々、私たちはあらゆる場面で、「見た目」で判断し、「見た目」で判断されています。ではその「見た目」とは何か、について書いたのが、前著であり、今度の『やっぱり見た目が9割』です。
意識されがちな「言語情報」の後ろには膨大な「非言語情報=見た目」があります。その面白さや奥深さを少しでも理解していただけるきっかけになれば、と思っています。

(たけうち・いちろう 劇作家・演出家)

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担当編集者のひとこと

学校教育と「見た目」

『やっぱり見た目が9割』の冒頭部分に、こんな文章があります。
「私たちは『人を見た目で判断してはならない』と学校の先生に教えられてきた。
 理由は、人を見た目で判断すると、誤った判断をすることがあるからだ。」
 確かに「見た目を重視したほうがいいよ。結局は美人や二枚目が得をする世の中なんだからさ」といった教えを学校で聞いた記憶はありません。「人間は中味だ」という類の訓話か昔話を聞かされた気がします。
 しかし、興味深いのは、この本の前作にあたる『人は見た目が9割』が意外なほど教育現場でウケているということです。担当の贔屓目ではありません。刊行している本が模試や入試に使われると、後で「使用しました」といったお知らせをいただくことがあるのですが、『人は見た目が9割』の出題率は群を抜いて高いのです。2005年の刊行以来、かなりの数の「事後通達」が来ています。ちなみに事後なのは、事前だと問題流出ということになるからです。
 もしかすると、先生たちも建前としては「見た目で判断するな」と教えつつも、内心、どこかで「とはいえ、世の中では見た目がかなり重要なんだよなあ」と思っているので、何とかその真理を子供たちに伝えたいと考えて、そのメッセージを試験問題に潜ませたのではないか。そんな妄想もわいてしまうのです。

2013/07/25

蘊蓄倉庫

第一印象は0.5秒

 アメリカの心理学者、ジョン・マナーの研究によれば、人が相手を「魅力的な異性」「普通の異性」「魅力的な同性」「普通の異性」と判断するのに要する時間はほぼ0.5秒だそうです。その0.5秒の間に手に入れる情報は、基本的に相手の外見のみです。
 もちろん、付き合っていく中で、印象が修正されることもあるでしょうが、人は往々にして第一印象を重視する、という傾向もあります。
 思っている以上に、私たちは「見た目」で判断され、「見た目」で判断しているということになります。
『やっぱり見た目が9割』(竹内一郎・著)は、ではその「見た目」とは何か? ということについて、縦横無尽に考察した一冊です。自分の見た目は完璧で検証の必要一切なし、という恵まれた人以外、全員にお勧めです。
掲載:2013年7月25日

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