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連合赤軍、かい人21面相、田中角栄、山一抗争、オウム、少年A……「わるいやつら」の全貌!

日本の暗黒事件

森功/著

778円(税込)

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発売日:2017/06/16

読み仮名 ニホンノアンコクジケン 
シリーズ名 新潮新書
雑誌から生まれた本 から生まれた本
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610723-8
C-CODE 0236
整理番号 723
ジャンル ノンフィクション
定価 778円
電子書籍 価格 778円
電子書籍 配信開始日 2017/06/23

巨悪。凶行。陰謀。残虐。日本を震撼させ、戦後体制を変えた「暗黒事件」を忘れてはならない。「よど号」犯の北朝鮮亡命と連合赤軍事件、田中角栄とロッキード汚職、かい人21面相によるグリコ・森永事件、史上最悪の山一抗争、謎(なぞ)多きイトマン事件、前代未聞のテロ集団・オウム真理教、救いなき「少年A」……。その最前線で事件の真相に挑み続けてきた著者が、取材秘話を明かしながら、今、「わるいやつら」の闇を衝(つ)く。

著者プロフィール

森功 モリ・イサオ

1961(昭和36)年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大卒。「週刊新潮」編集部などを経て独立。2008年、2009年に「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」を連続受賞。『黒い看護婦』『ヤメ検』『同和と銀行』『大阪府警暴力団担当刑事』『総理の影』など著作多数。

目次

まえがき
一九七〇年 「よど号」事件と連合赤軍
新左翼の大学生たちによる暴力革命/日航機「よど号」はハイジャックされた/連合赤軍「あさま山荘」事件の攻防/北朝鮮亡命者たちのその後
一九七六年 田中角栄とロッキード事件
角栄逮捕の日/女性関係と裏金脈を衝く/戦後最大の政界汚職/検察捜査の転機
一九八四年 グリコ・森永事件――かい人21面相
警察への犯行声明/〈グリコを たべて はか場え いこう〉/犯行終了宣言とキツネ目の男/闇に消えた「かい人21面相」
一九八四年(八月五日) 史上最悪の暴力団事件「山一抗争」
史上最大の抗争/襲撃された山口組四代目/血で血を洗う抗争の行方/暴対法をめぐる攻防
一九八六年(十一月十五日) 三井物産マニラ支店長誘拐事件
エリート商社マンが拉致された/若王子事件の真実/身代金と切断された中指/実行犯は誰なのか
一九九〇年 イトマン事件と住銀の天皇
「三千億円が闇に消えた」/わるいやつら/『住友銀行秘史』で明かされた/「墓場まで持っていく」秘密
一九九四年(九月十四日) 住友銀行名古屋支店長暗殺事件
眉間を撃たれていた支店長/射殺犯は「M・Y」/真相の証言者が現れた/実行犯の尻尾と未解決事件
一九九五年 オウム真理教事件の麻原彰晃
国家転覆をたくらむ教祖/松本智津夫と高学歴幹部たち/史上最悪の地下鉄無差別テロ/精力絶倫の麻原とオウムの謎
一九九七年 神戸連続児童殺傷事件の少年A
あまりに残虐な犯行/少年Aの素性と被害者の手記/『絶歌』の波紋/少年法に守られたAの現在
一九九八年(七月二十五日) 和歌山毒物カレー事件と林眞須美
夏祭りでの惨劇/「眞須美と健治」夫婦の疑惑/女子高生は見ていた/眞須美の手記と解けない謎
あとがき

担当編集者のひとこと

最前線で真相を追い続けるジャーナリストの記録

 国家を揺るがす大事件が起きたとき、テレビ局や新聞社に属さず、独力で深く取材し、真相を追い続けるジャーナリストはごく稀です。
 著者の森功さんは、そんな大事件の最前線に現在進行形で挑み続ける一人です。いまは、「森友」「加計」などの疑惑の渦中に斬り込んでいます。
 これまで森さんは、あまたの大事件に取り組んできました。
 本書では、戦後の国家体制を大きく変えた「暗黒事件」を選び出し、新たな視点で真相を掘り起し、また、同時代に森さんが大事件の闇に迫った記録を収録しています(以下参照)。大事件の顛末とともに、スクープの裏側や取材秘話を交えながら、「日本を変えた犯罪者たち」の全貌が明かされていきます。
 まさに、現代日本の裏面史ともいえる労作です。
*******
1970年 「よど号」事件と連合赤軍
1976年 田中角栄とロッキード事件
1984年 グリコ・森永事件――かい人21面相
1984年 史上最悪の暴力団事件「山一抗争」
1986年 三井物産マニラ支店長誘拐事件
1990年 イトマン事件と住銀の天皇
1994年 住友銀行名古屋支店長暗殺事件
1995年 オウム真理教事件の麻原彰晃
1997年 神戸連続児童殺傷事件の少年A
1998年 和歌山毒物カレー事件と林眞須美
*******
 懐かしく思う方も、知らない世代の方も、ぜひご一読ください。

2017/06/23

薀蓄倉庫

「かい人21面相」からの挑戦状――グリコ・森永事件のケース

〈けいさつの あほども え〉――これは、1984年に阪神地区で起きた「グリコ・森永事件」の犯人からの挑戦状の書き出しです。「かい人21面相」と名乗る、複数と見られる犯人は、店頭にあるお菓子などに、〈どくいり きけん たべたら 死ぬで〉と書いた紙を貼り、青酸ソーダを混入させ、〈現金10億円 と 金100kg  を よおい しろ〉とグリコ、丸大食品、森永製菓などを次々と脅迫しました。警察の大捜査の中、現金の受け渡し場所で目撃されたのが、「キツネ目」の男です。しかし警察は、その容疑者を取り逃がす失態を繰り返してしまいます。〈わしら つかまえてみ〉〈おまえら ぜい金ドロボー や〉などと捜査陣を嘲笑するような挑戦状なども届きます。
 捜査が進展しない中、〈けいさつも ようやった これに こりんと がんばりや〉〈ゆるして やっても ええやろ〉などと犯行終結の手紙を一方的に送りつけ、「かい人21面相」は闇に消えました。
 様々な憶測を呼んだ大事件ですが、未解決のまま、既に時効を迎えています。

掲載:2017年6月23日

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