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安部公房全集 29 1990.1-1993.1

安部公房/著

6,270円(税込)

発売日:2000/12/08

  • 書籍

[1990.1-1993.1]小説「飛ぶ男」「カンガルー・ノート」「さまざまな父」、大江健三郎、河合隼雄、養老孟司との対談など、安部公房最期のメッセージに加え、新発見のシナリオ「条件反射」「人間を喰う神様」、エッセイ「物と名前」「数学型と語学型」、匿名批評「標的」、高谷治・中田耕治宛書簡など「補遺」として60編を収録。

書誌情報

読み仮名 アベコウボウゼンシュウダイ29カントブオトコカンガルーノートホカ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 安部公房全集
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 596ページ
ISBN 978-4-10-640149-7
C-CODE 0395
ジャンル 全集・選書、文学賞受賞作家
定価 6,270円

著者プロフィール

安部公房

アベ・コウボウ

(1924-1993)東京生れ。東京大学医学部卒。1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。1993年急性心不全で急逝。2012年、読売新聞の取材により、ノーベル文学賞受賞寸前だったことが明らかにされた。

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