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芹沢光治良文学館 3

芹沢光治良/著

4,400円(税込)

発売日:1996/02/09

  • 書籍

『人間の運命』の序章「海に鳴る碑」、終章「遠ざかった明日」と、関連作品「愛と知と悲しみと」など長篇小説三篇と、『人間の運命』創作当時のエッセイ十篇を収録。

目次
海に鳴る碑
遠ざかった明日
愛と知と悲しみと
『人間の運命』についてのエッセイ
近況など
『人間の運命 第一巻 父と子』あとがき
『人間の運命 第六巻 結婚』あとがき
『人間の運命 第三部 第二巻 再会』あとがき
「人間の運命」を書き終えて
『遠ざかった明日』あとがき
『人間の運命』を完結して
「海に鳴る碑」と「愛と知と悲しみと」
「人間の運命」のモデルについて
親と子との関係について
解題

書誌情報

読み仮名 セリザワコウジロウブンガクカン03
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 芹沢光治良文学館
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 594ページ
ISBN 978-4-10-641423-7
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書
定価 4,400円

著者プロフィール

芹沢光治良

セリザワ・コウジロウ

(1896-1993)1896(明治29)年、静岡県沼津市我入道に生れる。第一高等学校から東京帝国大学経済学部を卒業。在学中高等文官試験に合格。卒業後、農商務省に勤めるが、官を辞してフランスのソルボンヌ大学に留学。卒業論文完成直後、結核に倒れ、フランス、スイスで療養生活を送る。1930(昭和5)年、帰国して書いた『ブルジョア』が綜合雑誌「改造」の懸賞小説に当選して作家生活に入る。『巴里に死す』『一つの世界――サムライの末裔』など、多くの著書があり、大河小説『人間の運命』で、日本芸術院賞、芸術選奨を受賞。日仏文化交流の功労者としてフランス政府からコマンドール(文化勲章)を受章。日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員などを務めた。1986年から、毎年書下ろし小説を刊行。1993(平成5)年3月、死去。

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