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芹沢光治良文学館 8

芹沢光治良/著

4,400円(税込)

発売日:1996/12/10

  • 書籍

理想を抱きながら現実の恋愛に戸惑う若い男女の歓びと不安を描く「春箋」、妻にとって夫にとって結婚の幸福とは、夫婦とは何かを問う「秋箋」、連作長篇二篇を収録。

目次
春箋
一  見合後
二  愛する者よ
三  正しき結婚
四  東京の空
五  曇り日
六  追う者
七  計算器を持った青春
八  洋裁店の窓
九  託児所
十  激流の如く
十一 新しき職場
十二 女心
十三 雪崩
十四 新しき道
十五 男の掟
十六 愛
秋箋
解題

書誌情報

読み仮名 セリザワコウジロウブンガクカン08
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 芹沢光治良文学館
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 534ページ
ISBN 978-4-10-641428-2
C-CODE 0393
ジャンル 文芸作品
定価 4,400円

著者プロフィール

芹沢光治良

セリザワ・コウジロウ

(1896-1993)1896(明治29)年、静岡県沼津市我入道に生れる。第一高等学校から東京帝国大学経済学部を卒業。在学中高等文官試験に合格。卒業後、農商務省に勤めるが、官を辞してフランスのソルボンヌ大学に留学。卒業論文完成直後、結核に倒れ、フランス、スイスで療養生活を送る。1930(昭和5)年、帰国して書いた『ブルジョア』が綜合雑誌「改造」の懸賞小説に当選して作家生活に入る。『巴里に死す』『一つの世界――サムライの末裔』など、多くの著書があり、大河小説『人間の運命』で、日本芸術院賞、芸術選奨を受賞。日仏文化交流の功労者としてフランス政府からコマンドール(文化勲章)を受章。日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員などを務めた。1986年から、毎年書下ろし小説を刊行。1993(平成5)年3月、死去。

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