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芹沢光治良文学館 9

芹沢光治良/著

4,400円(税込)

発売日:1997/02/10

  • 書籍

デビュー作「ブルジョア」、初めての新聞連載中篇「明日を逐うて」、『人間の運命』の習作「小さい運命」、諷刺小説「歴史物語」等、多彩な戦前の短篇三十篇を収録する。

目次
ブルジョア
明日を逐うて
昼寝している夫
椅子を探す
橋の手前
塩壺
グレシャムの法則
大佐と少佐
鈴の音
榎の蔭の女
都会の人
小さい運命
草笛
南寺
眠られぬ夜
遥かなる祈り
鎮魂歌
雪空
林檎とビスケット
老年
夢のかよいじ
秘蹟
街の灯
海の人
高原
冬のはじめ
春の記録
旅のあと
写真
歴史物語
解題

書誌情報

読み仮名 セリザワコウジロウブンガクカン09
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 芹沢光治良文学館
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 590ページ
ISBN 978-4-10-641429-9
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書、歴史読み物、歴史・地理・旅行記
定価 4,400円

著者プロフィール

芹沢光治良

セリザワ・コウジロウ

(1896-1993)1896(明治29)年、静岡県沼津市我入道に生れる。第一高等学校から東京帝国大学経済学部を卒業。在学中高等文官試験に合格。卒業後、農商務省に勤めるが、官を辞してフランスのソルボンヌ大学に留学。卒業論文完成直後、結核に倒れ、フランス、スイスで療養生活を送る。1930(昭和5)年、帰国して書いた『ブルジョア』が綜合雑誌「改造」の懸賞小説に当選して作家生活に入る。『巴里に死す』『一つの世界――サムライの末裔』など、多くの著書があり、大河小説『人間の運命』で、日本芸術院賞、芸術選奨を受賞。日仏文化交流の功労者としてフランス政府からコマンドール(文化勲章)を受章。日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員などを務めた。1986年から、毎年書下ろし小説を刊行。1993(平成5)年3月、死去。

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